幽霊とかUFOとかを全く信じない友人Eが、この間、凄い慌てた様子で私に電話してきました。
「お願いだからとにかく早く来て!!」
「お願いだからとにかく早く来て!!」
パニック状態のEに「どうした!?待ってて!!」と告げると私は電話を切りました。
一体どうしたのだろう?
と言う疑問よりも心配が先立って、食べかけの夕飯もそのままに急いで
Eのマンションに掛けつけました。
Eのマンションに着くと全身濡れたままのEが
タオルを一つ纏っただけで出てきました。
「お願い!!今晩一緒に居て!!」
と懇願するEにまさか変な男に強姦された!?
と逆にパニックになった私。
とりあえず部屋に入ってEに服を着せ、冷蔵庫から適当な飲み物取り出し飲ませると。
落ち着きを取り戻したのかEは順を追って話を始めました。
その日、実は大学でEと他の友人とで怪談話をしていたんです。
その時もEは
「ワケないじゃん!!」と
全ての怪談話を否定。場をシラケさせておりました。
「アンタねぇ・・・そんなこと言ってるといつか怖い思いするよ~」と
友人達とEに言うと
「絶対居ない!!だって見たことないもん!!見てたらそんなこと言わないよ!!」
ともっともらしいことを言われ、「水周りは出やすいから気を付けなよ!!」と悔し紛れに吠えると、「ハイハイ、水周りね~」とEはせせら笑ってました。
そしてその日の夜、彼女が風呂場でシャワーを浴びている時に、ふと「水周り」と言う言葉を思い出したのです。
身体も髪も洗い終わったEが最後に顔を洗いながら、
「もし、本当に幽霊が居るなら顔を洗い終わった途端に目の前に現れなよ・・・。なら認めてやるし・・・」
と心の中で囁き、顔を洗い終えて目を開きました。
「・・・やっぱり居るわけないっての・・・w」
目を開いても現れない幽霊にEは得意げに、そして自分のバカさ加減にクスクスと笑い出す。
と後ろを振り返り、風呂場のドアを開けようと手を伸ばしました。
しかし、ドアが開きません。
グイグイ引っ張ってもドアが軋むだけでウンともスンとも言わないのです。
「あれ?鍵が掛かっちゃったのかな?」
そう思いながらドアの下についている捻って掛ける鍵に手を掛けようとしたその時、Eは異変に気付きました。
ドアの下の換気窓から誰かが覗いている・・・。
その窓は風呂場でのシャワーや掛け湯で
脱衣所が濡れないよう複雑な造りに成っている。
だから風呂場からも脱衣所からも覗くことなんて出来ません。
しかし縦3cm、横20cm、奥行き1cm程の
そのとんでもない隙間に人が居るんです。
どう考えたってオカシイ。
どうしてこんな所で人が覗いてるのか・・・。
それ以前に床から顔が生えていないと
絶対無理な体勢でその人は覗いていました。
目だけ見えるその異物にEは声も上げることが出来ず、凝視されるその目と見つめ合ってしまいました。
そしてEは意を決したようにドアを思いっきり開きました。
脱衣所には誰も居ません。
もう一度その換気窓を覗いてみましたが、あの目はありませんでした。
そして我に返ったEは、あまりの恐怖心でパニくりながら
急いで携帯を手に私に電話を掛けてきたと言うことでした。
それから5日経ちますが、その風呂場にはもうあの目は出てきて無いらしいです。
そしてEはそれから怪談話を煽ったりしなくりました。
と言うか嫌うようになりました。
あの目は一体何だったのか今でも意味不明です。
一体どうしたのだろう?
と言う疑問よりも心配が先立って、食べかけの夕飯もそのままに急いで
Eのマンションに掛けつけました。
Eのマンションに着くと全身濡れたままのEが
タオルを一つ纏っただけで出てきました。
「お願い!!今晩一緒に居て!!」
と懇願するEにまさか変な男に強姦された!?
と逆にパニックになった私。
とりあえず部屋に入ってEに服を着せ、冷蔵庫から適当な飲み物取り出し飲ませると。
落ち着きを取り戻したのかEは順を追って話を始めました。
その日、実は大学でEと他の友人とで怪談話をしていたんです。
その時もEは
「ワケないじゃん!!」と
全ての怪談話を否定。場をシラケさせておりました。
「アンタねぇ・・・そんなこと言ってるといつか怖い思いするよ~」と
友人達とEに言うと
「絶対居ない!!だって見たことないもん!!見てたらそんなこと言わないよ!!」
ともっともらしいことを言われ、「水周りは出やすいから気を付けなよ!!」と悔し紛れに吠えると、「ハイハイ、水周りね~」とEはせせら笑ってました。
そしてその日の夜、彼女が風呂場でシャワーを浴びている時に、ふと「水周り」と言う言葉を思い出したのです。
身体も髪も洗い終わったEが最後に顔を洗いながら、
「もし、本当に幽霊が居るなら顔を洗い終わった途端に目の前に現れなよ・・・。なら認めてやるし・・・」
と心の中で囁き、顔を洗い終えて目を開きました。
「・・・やっぱり居るわけないっての・・・w」
目を開いても現れない幽霊にEは得意げに、そして自分のバカさ加減にクスクスと笑い出す。
と後ろを振り返り、風呂場のドアを開けようと手を伸ばしました。
しかし、ドアが開きません。
グイグイ引っ張ってもドアが軋むだけでウンともスンとも言わないのです。
「あれ?鍵が掛かっちゃったのかな?」
そう思いながらドアの下についている捻って掛ける鍵に手を掛けようとしたその時、Eは異変に気付きました。
ドアの下の換気窓から誰かが覗いている・・・。
その窓は風呂場でのシャワーや掛け湯で
脱衣所が濡れないよう複雑な造りに成っている。
だから風呂場からも脱衣所からも覗くことなんて出来ません。
しかし縦3cm、横20cm、奥行き1cm程の
そのとんでもない隙間に人が居るんです。
どう考えたってオカシイ。
どうしてこんな所で人が覗いてるのか・・・。
それ以前に床から顔が生えていないと
絶対無理な体勢でその人は覗いていました。
目だけ見えるその異物にEは声も上げることが出来ず、凝視されるその目と見つめ合ってしまいました。
そしてEは意を決したようにドアを思いっきり開きました。
脱衣所には誰も居ません。
もう一度その換気窓を覗いてみましたが、あの目はありませんでした。
そして我に返ったEは、あまりの恐怖心でパニくりながら
急いで携帯を手に私に電話を掛けてきたと言うことでした。
それから5日経ちますが、その風呂場にはもうあの目は出てきて無いらしいです。
そしてEはそれから怪談話を煽ったりしなくりました。
と言うか嫌うようになりました。
あの目は一体何だったのか今でも意味不明です。
コメント