父親がまだ若くてやんちゃしてた頃の話。

とある山からバイクに二ケツ(父親は後ろ)で道路を下ってた時、墓の横を通り過ぎた。
父親が顔を見上げたら満月が出ていて、「綺麗な月ば出とるな~」とかなんとか言ったら、運転してた友達が突然加速しだした。

坂を下ってしまって、父親が何故飛ばしたのか聞くと、「月は反対側!!!」って泣きそうな顔で言われたらしい。
実際向いた方には月はなかったそうだ。

正体はわからんから終わりだけど、これはこれで面白いなと思って投稿しました。
ちなみにこの町、山と海に囲まれた綺麗な町なんですが、色々あって今はあまり名前を出すと顔をしかめられちゃうんですよねー。