個人的に洒落にならなかった体験。
幼稚園から小学校2年まで同じだったA。
彼女は甘やかされて育ってきたせいか、わがままで乱暴な子だった。
幼稚園から小学校2年まで同じだったA。
彼女は甘やかされて育ってきたせいか、わがままで乱暴な子だった。
みんなAを避けていたけれど、Aが中国人と日本人のハーフというのもあり、先生が「仲良くしなきゃダメ!」と一緒に遊ばせようとしてきたり。
ハーフ云々じゃなくて、性格が問題なんですけどね。
そんなAと小学校2年、同じクラスだった時の話。
当時、私は髪をポニーテールにし、髪を束ねたゴムの上に小さい飾りをつけていた。
中でも赤地に白い花模様のリボンがお気に入りでした。
ある日、そのリボンを結んで登校した日、休み時間にAにリボンをもってかれた。
返して!と追っていったらAは校庭の池の中にそのリボンを投げ入れました。
池に着いたときはリボンは沈んだのか見当たらず、慌てて上履きと靴下を脱いで沼に入ろうとしました。
が、通りかかった先生に止められました。
池は藻や水草がたくさん生えてて足を滑らすと危険だし・・・と。
まあ正論なので、近くにあった虫取り網ですくってみましたが、藻がひっかかるばかり。
放課後にも先生や友達と、もう一度探しましたが結局見つからず。
見つけてももうつけられないだろうし、と結局諦めて帰りました。
その次の日からから私はAを無視して口をきかないでいました。
当時の私は本気で怒っていると態度で示したつもりだったけれど、Aは伝わるどころか、逆に苛立ったようでした。
無視しだして数日後、Aに話しかけられてやはり無視を決めて席を立ったとき。
「無視しないでよ!!」ともみ合いになり、解放された時に髪が一つかみ抜かれました。
腹立たしいやら痛いやらで泣いてしまい、教室もちょっと騒ぎになっていたのは覚えてます。
私の両親もブチ切れてAの家に抗議しにいきましたが、Aは不貞腐れた顔で誤りもせずに黙ってました。
さて、当時学校では怖い話やらおまじないやらが女子の間で流行していました。
その中で「緑の紙に赤いペンで願い事を書いて、夕方に校舎裏の木の根元に埋めると願い事が叶う」という噂が流れていました。
~ちゃんのお姉さんもやったら本当に叶ってどうのこうのとかも言われてたなあ。(詳細はもう覚えてません。すみません)
お察しの方もいるかもしれませんが、リボンのことや髪のことでAにムカついていた私はそれを実行しようと思ったんです。
今から考えたら根暗で陰湿な子供ですが、気が弱い私にとって最大限の仕返しでした。
家で緑の折り紙に「Aの髪が無くなりますように」と書いてそれを放課後に校舎裏に埋めました。
確か「誰かに見られたらダメ」とも言われていたので、こっそり人目を避けていたような。
翌日からAの頭皮をチェックしていましたが薄くなっているように見えず、「やっぱり嘘か」とガッカリしていた。
しかし、三日後の夜、寝ていたら夜の2時半にふと目が覚めました。
普段そんな時刻に起きるわけがなく、ぼーっとしていると、なんかいるような気配がしました。
眼には何も見えないのですが、「何か」がこちらをじっと見下ろしているような・・・。
想像したとたん怖くなって布団をかぶって震えているうちに朝になりました。
それから一か月たったある日、Aが入院することになりました。
「あのAが」とみんなで驚いていたら数日後、Aの病状について先生から説明を受けました。
白血病という病気になったということ。
お見舞いにいったら
治療のための薬剤で髪の毛が抜けおちてしまっている
ということ。
先生は「だからお見舞いに行ったときにそのことは言わないであげて」とか言ってましたが、私はただあのおまじないのせいでないよう願っていました。
その日、家に帰宅すると机の引出の中に何やら汚れた紙のようなものが。
・・・校舎裏に埋めてきたあの緑の紙でした。
その引き出しは鍵がかかるタイプで、鍵も筆箱に入れていたので家族が開けられると思えない。
それにその机のある部屋は姉と共同で使っていたので、友達を入れてはいないし。
結局Aはそのまま夏休みまで退院せず、そのまま他の場所へ転校していってしまい、音信不通のままです。
ちなみに紙は家の庭でこっそり燃やしました。
私はその後何もありませんが、Aはどうしているやら・・・。
あ、でも今考えたらそれ以来霊感が皆無だったのが少しある程度になったかも。
仏壇の前で亡くなった祖父や祖母を見かけるようになりましたので。
いったいなぜあの紙が戻ってきたのか、夜に部屋にいたのは何だったのか。
何もわからないままです。
オチもなにもなくてすみません。
ハーフ云々じゃなくて、性格が問題なんですけどね。
そんなAと小学校2年、同じクラスだった時の話。
当時、私は髪をポニーテールにし、髪を束ねたゴムの上に小さい飾りをつけていた。
中でも赤地に白い花模様のリボンがお気に入りでした。
ある日、そのリボンを結んで登校した日、休み時間にAにリボンをもってかれた。
返して!と追っていったらAは校庭の池の中にそのリボンを投げ入れました。
池に着いたときはリボンは沈んだのか見当たらず、慌てて上履きと靴下を脱いで沼に入ろうとしました。
が、通りかかった先生に止められました。
池は藻や水草がたくさん生えてて足を滑らすと危険だし・・・と。
まあ正論なので、近くにあった虫取り網ですくってみましたが、藻がひっかかるばかり。
放課後にも先生や友達と、もう一度探しましたが結局見つからず。
見つけてももうつけられないだろうし、と結局諦めて帰りました。
その次の日からから私はAを無視して口をきかないでいました。
当時の私は本気で怒っていると態度で示したつもりだったけれど、Aは伝わるどころか、逆に苛立ったようでした。
無視しだして数日後、Aに話しかけられてやはり無視を決めて席を立ったとき。
「無視しないでよ!!」ともみ合いになり、解放された時に髪が一つかみ抜かれました。
腹立たしいやら痛いやらで泣いてしまい、教室もちょっと騒ぎになっていたのは覚えてます。
私の両親もブチ切れてAの家に抗議しにいきましたが、Aは不貞腐れた顔で誤りもせずに黙ってました。
さて、当時学校では怖い話やらおまじないやらが女子の間で流行していました。
その中で「緑の紙に赤いペンで願い事を書いて、夕方に校舎裏の木の根元に埋めると願い事が叶う」という噂が流れていました。
~ちゃんのお姉さんもやったら本当に叶ってどうのこうのとかも言われてたなあ。(詳細はもう覚えてません。すみません)
お察しの方もいるかもしれませんが、リボンのことや髪のことでAにムカついていた私はそれを実行しようと思ったんです。
今から考えたら根暗で陰湿な子供ですが、気が弱い私にとって最大限の仕返しでした。
家で緑の折り紙に「Aの髪が無くなりますように」と書いてそれを放課後に校舎裏に埋めました。
確か「誰かに見られたらダメ」とも言われていたので、こっそり人目を避けていたような。
翌日からAの頭皮をチェックしていましたが薄くなっているように見えず、「やっぱり嘘か」とガッカリしていた。
しかし、三日後の夜、寝ていたら夜の2時半にふと目が覚めました。
普段そんな時刻に起きるわけがなく、ぼーっとしていると、なんかいるような気配がしました。
眼には何も見えないのですが、「何か」がこちらをじっと見下ろしているような・・・。
想像したとたん怖くなって布団をかぶって震えているうちに朝になりました。
それから一か月たったある日、Aが入院することになりました。
「あのAが」とみんなで驚いていたら数日後、Aの病状について先生から説明を受けました。
白血病という病気になったということ。
お見舞いにいったら
治療のための薬剤で髪の毛が抜けおちてしまっている
ということ。
先生は「だからお見舞いに行ったときにそのことは言わないであげて」とか言ってましたが、私はただあのおまじないのせいでないよう願っていました。
その日、家に帰宅すると机の引出の中に何やら汚れた紙のようなものが。
・・・校舎裏に埋めてきたあの緑の紙でした。
その引き出しは鍵がかかるタイプで、鍵も筆箱に入れていたので家族が開けられると思えない。
それにその机のある部屋は姉と共同で使っていたので、友達を入れてはいないし。
結局Aはそのまま夏休みまで退院せず、そのまま他の場所へ転校していってしまい、音信不通のままです。
ちなみに紙は家の庭でこっそり燃やしました。
私はその後何もありませんが、Aはどうしているやら・・・。
あ、でも今考えたらそれ以来霊感が皆無だったのが少しある程度になったかも。
仏壇の前で亡くなった祖父や祖母を見かけるようになりましたので。
いったいなぜあの紙が戻ってきたのか、夜に部屋にいたのは何だったのか。
何もわからないままです。
オチもなにもなくてすみません。
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