白雪姫

グリム童話の白雪姫。
おそらくほとんどの人は、あらすじくらいは知っていると思います。
ですが原作の話と私達が知ってる白雪姫は少し違います。

白雪姫は隣国の王子のキスで生き返る。
これはディズニーの「白雪姫」で原作は白雪姫を一目見るなり、死体でもいいからと白雪姫をもらい受けます。

家来に棺を運ばせるが、家来のひとりが木につまずき、棺が揺れた拍子に白雪姫は喉に詰まっていたリンゴのかけらを吐き出し、息を吹き返す。

白雪姫と王子が結婚し、その結婚式に参加した継母を真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされて、死ぬまで踊らされた。

このほかに白雪姫が母親の美貌を超えたのはわずか7歳。
その時白雪姫と父親との間には体の繋がりがありました。
それを怨んだ母親の殺害。

白雪姫を殺そうとし、また最後に焼けた靴を履かされて殺されたのは、継母では無く実の母であったとされる。
などが違います。

ちなみに白雪姫にはモデルがあり、バイエルン州にあるローア・ロム・マインのマリア・ソフィア・マルガレーテ・カタリーナ姫である。

大変美しく、多くの求婚者が出来ますが、その中のスペインの王位継承者フィリップ2世と恋に落ちます。

が、スペインという大国の王子と田舎の一地方の姫の結婚は、政治的に不都合だったため、スペインのいわば秘密警察によって毒殺されます。

実際には誰によって毒をもられたのか分かってません。
震えるような筆跡の遺書が残っているとのこと。

ローア・アム・マインは、鏡作りのための鉱山があり、鉱内の通路は狭く小さいので、小柄な人や子供が働かされてました。
これが小人の由来と言われています。