今から14年前の小3の時の話です。
国語の授業で自分の父親について作文を書くという課題があって、順番に教壇の前で読み上げることになりました。

男子のH君の番になって、彼は「僕の父は空自のパイロットで、僕も将来は父のようなパイロットになりたいです」という内容の作文を発表しました。

私は単純にH君の父さんカッコイイとか思ったのですが、担任の女教師のE(40代)はH君が作文を読み終わるやいなや、いきなりフルスイングのビンタでH君を張り倒し「そこに正座しなさい!」と言って教壇の上に座らせました。

それから授業を中断してEの演説が始まりました。
先生が言うには・・・。
・自衛隊は人殺しの集団
・そこに所属するHの父は悪=Hも悪
・私達は先祖の犯した過ちを諸国に謝罪しなければならない

当然H君は大泣き。
が、Eは演説を続行。
時折「静かにしなさい!」といってビンタを食らわせて、Eの演説は授業時間を大きくオーバーして終了しました。
しかし事態はこれで収まりませんでした。

学年で私のクラスだけ毎週金曜日の放課後に「クラスの反省会」というのがあって、順番にクラスメイトの欠点を互いに批判し合うという、今から考えると赤軍の総括のようなHRがありました。
その週の会でH君はEによって再び槍玉に挙げられました。

「皆でH君を善人に生まれ変わらせましょう」という名目で、クラスメイト全員に順番にH君を批判させた。

結局H君は登校拒否になってしまいました。
そのことにEは反省するどころか、「悪人が居なくなって清々した」という発言をしてました。

恥ずかしい話ですが、当時私は「可愛そうだけど、H君が悪いのだから仕方ない。第一先生が言ってるのだから間違いない」と思ってました。

今から考えると、Eはその他にも様々な発言を日頃から連発してて中学になるまで私は洗脳されてました。

某新聞の投稿に「新聞の投稿覧に載る中高生の投稿は、なぜ左翼的な内容ばかりなのか?真に民主主義的な教育が学校で為されているならば、右左両方の内容の投稿があるはずなのにおかしい」という投稿が載ってました。
少なくとも私の小学時代はかなり偏った教育を受けたと思います。