私、幼稚園の頃に画鋲を飲まされそうになった経験があります。
当時、私のいたサクラ組では『嘘はつかない』という簡単な法律があり、毎朝のHR?では「うーそついたら、針千本のーます♪」って歌っていました。
そんなある日、教育番組「ノッポさんのできるかな?」を見ながら牛乳パックで動物を作る授業をすることが決まりました。
当時、私のいたサクラ組では『嘘はつかない』という簡単な法律があり、毎朝のHR?では「うーそついたら、針千本のーます♪」って歌っていました。
そんなある日、教育番組「ノッポさんのできるかな?」を見ながら牛乳パックで動物を作る授業をすることが決まりました。
私はその手の授業が好きだったので、とても楽しみにしておりました。
保母「皆さーん、明日は牛乳パックを使って動物さんを作りますー。忘れずにお家から牛乳パックを持ってきてくださいねー」
一同「はーい」
うきうきと帰宅し母にその話をすると、「牛乳パックは開けたばかりだから駄目、ちょうど豆乳のパックが開いたからコレにしなさい、同じものだから大丈夫」とのこと。
次の日、私はそれを持って幼稚園に行きました。
そして授業、しかしよくよく考えれば豆乳のパックは形状も紙の厚さも牛乳パックとは違います。
TVのノッポさんも豆乳パックでのキリンや象の作り方は教えてくれません。
困ってる俺を見た保母は、「A君!これ牛乳のパックじゃないでしょ!昨日皆で約束したのになんで違うものを持ってくるんですか!」と私を叱りました。
私が答えられずにいると、保母は不意に自分の机に行き、何かを持ってきました。
それは、画鋲のケースでした。
保母は半分あきれの薄笑いで私をにらみ、皆に告げました。
「みなさーん、今日A君は嘘をつきましたー。牛乳パックを持ってくる約束をしたのに違う物を持ってきましたー」
「嘘をつくとどうなりますかー?針千本ですねー?」
とんでもないことになった・・・。
言葉も出ない私に、保母は画鋲のケースを突きつけ、「約束です。千個飲みなさい」と。
出来ない私・・・。
「じゃあ千個はかわいそうだから、A君のために先生我慢しますー百個でいいです」
泣き出す私・・・。
保母はまだ許しません。
私に画鋲を一個持たせました。
私は画鋲を口に中にいれ飲み込むフリをしておけば誤魔化せると考えました。
口に入れて奥歯で画鋲を噛んだまま、ごっくんのモーションをすれば、きっと保母さんは飲み込んだと思うはず。
これで切り抜けよう。
そして、それを実行しました。
保母の冷血な態度は豹変し、びんたが飛んできました。
私は吹っ飛び、口の中から飛び出した画鋲と机の上の画鋲ケースが教室に散らばりました。
保母は少々焦ってましたが、すぐに冷血モードで私をにらみつけ、画鋲を一個拾い私に鼻先に突き付け、「いい?コレは一個でも飲んだら死んじゃうお薬なの!死んじゃうのよ!!」
「皆さんもわかりましたね!嘘をついたらA君みたいになります。絶対に嘘は駄目なんです!!」
授業は中断、私は一人で床の画鋲を拾わされました。
周りの園児も楽しい工作の時間をつぶされ、冷ややかな態度で私を見ていました。
保母は私の拾い集めた画鋲を、どれが口に入ったかわからないからという理由で捨てました。
今になって考えると、あの保母はサドだと思う。
私が口に入れた瞬間に我に返ったのかな。
余分な情景もあるかと思いますが勘弁、いまでも余すところ無くトラウマです。
保母「皆さーん、明日は牛乳パックを使って動物さんを作りますー。忘れずにお家から牛乳パックを持ってきてくださいねー」
一同「はーい」
うきうきと帰宅し母にその話をすると、「牛乳パックは開けたばかりだから駄目、ちょうど豆乳のパックが開いたからコレにしなさい、同じものだから大丈夫」とのこと。
次の日、私はそれを持って幼稚園に行きました。
そして授業、しかしよくよく考えれば豆乳のパックは形状も紙の厚さも牛乳パックとは違います。
TVのノッポさんも豆乳パックでのキリンや象の作り方は教えてくれません。
困ってる俺を見た保母は、「A君!これ牛乳のパックじゃないでしょ!昨日皆で約束したのになんで違うものを持ってくるんですか!」と私を叱りました。
私が答えられずにいると、保母は不意に自分の机に行き、何かを持ってきました。
それは、画鋲のケースでした。
保母は半分あきれの薄笑いで私をにらみ、皆に告げました。
「みなさーん、今日A君は嘘をつきましたー。牛乳パックを持ってくる約束をしたのに違う物を持ってきましたー」
「嘘をつくとどうなりますかー?針千本ですねー?」
とんでもないことになった・・・。
言葉も出ない私に、保母は画鋲のケースを突きつけ、「約束です。千個飲みなさい」と。
出来ない私・・・。
「じゃあ千個はかわいそうだから、A君のために先生我慢しますー百個でいいです」
泣き出す私・・・。
保母はまだ許しません。
私に画鋲を一個持たせました。
私は画鋲を口に中にいれ飲み込むフリをしておけば誤魔化せると考えました。
口に入れて奥歯で画鋲を噛んだまま、ごっくんのモーションをすれば、きっと保母さんは飲み込んだと思うはず。
これで切り抜けよう。
そして、それを実行しました。
保母の冷血な態度は豹変し、びんたが飛んできました。
私は吹っ飛び、口の中から飛び出した画鋲と机の上の画鋲ケースが教室に散らばりました。
保母は少々焦ってましたが、すぐに冷血モードで私をにらみつけ、画鋲を一個拾い私に鼻先に突き付け、「いい?コレは一個でも飲んだら死んじゃうお薬なの!死んじゃうのよ!!」
「皆さんもわかりましたね!嘘をついたらA君みたいになります。絶対に嘘は駄目なんです!!」
授業は中断、私は一人で床の画鋲を拾わされました。
周りの園児も楽しい工作の時間をつぶされ、冷ややかな態度で私を見ていました。
保母は私の拾い集めた画鋲を、どれが口に入ったかわからないからという理由で捨てました。
今になって考えると、あの保母はサドだと思う。
私が口に入れた瞬間に我に返ったのかな。
余分な情景もあるかと思いますが勘弁、いまでも余すところ無くトラウマです。
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