僕が今住んでるアパートなんだけど、なんか凄いのがいるんですよ。
そのアパートなんですが下見の時なんかジメッとした嫌な空気を感じて、直感で「住みたくないな・・・」って感じたんだけど家賃が妥当だったこと、駅からそこそこ近い距離だったことから入居を決定。
2年前の3月から住むことになりました。
それで、初めてそのアパートで夜を過ごした時なんだけど、寝ている最中に何か顔に電撃みたいな痛みを感じるんですよ。
2~3秒に1回のペースで顔の中心をあごからおでこにかけて『ビシッ、ビシッ』と電気のような痛みが走るんです。
最初は「なんだよ、ウザイなぁ」と全く気にして無く、睡眠を続けようとしたんですが、いつまで立っても、その電撃が終わりそうにないので一旦目を覚ますことにしました。
目はまだ閉じたままで、顔に当たる電撃を手で払いのけようとしたんですが、手が動かない。
金縛りに遭ってたんですね。
「なんだよ、ウザイなぁ」
俺は金縛りには何度か遭ったことがあるので、特に怖いとかではなく、ウザイ程度の認識で目を開けました。
そしたら、何やら半透明の板のような物が僕の顔を何度も打ち付けていました。
まるで僕の顔を真っ二つに割ろうとしてるかのように・・・振りかぶっては顔を打ち付け、振りかぶっては顔を打ち付け、と。
僕の目と目の間に当たっているので、打ち付けられるたびに、それが急接近して、視界に入ってきます。
よく見ると、それは透明の手が中華包丁を持って僕の顔を割ろうとしていたのです。
それは認識してしまった僕は「・・・なんだよ、ウザイなぁ」と金縛りを無理やり抜け出し、その透明な手を払いのけました。
そして、顔が割れていないか手で触って確認し、「大丈夫じゃん。寝よ・・・」と、また、眠りにつきました。
痛みの感覚からして顔を深さ3センチくらいは割られていたはずですが、このときは特に気にしませんでした。
そしてまた眠りにつくと・・・また、電撃のような痛みが・・・。
今度は首に・・・。
『ビシッ、ビシッ、ビシッ』っと。
相手にするのも面倒だったので、しばらく無視してたのですが、止める気配がなかったので、目を覚ますと・・・案の定また金縛りで包丁が今度は首を切ろうとしていました。
「またかよ!うぜえよ!!」
今度は最早半ギレ状態で金縛りを抜け出し、透明の手を払いのけました。
それからまた寝ようとしたのですが、2回も起こされてしまい、思考がはっきりとしてきて、段々と自分が置かれていた状況を理解してきたのです。
『もしかして自分はもの凄い奴に襲われてたんじゃ・・・?』
僕は急に怖くなってまだ真っ暗な早朝、アパートを飛び出しました・・・。
それからしばらく、そのアパートをこれから借り続けるかどうか考えました。
こんなところで暮らしていたら、自分は死んでしまうかもしれない・・・などと考えていましたが、自分は夢を持って田舎から出てきた身、また引っ越す金は無いし、だからと言って、こんなことで諦められるか、といことで、そのアパートに住むことを決意。
「奴が攻撃できて、自分が攻撃できないはずは無い!」
そんな考えのもと、霊を倒すことを心に誓い、再びあのアパートに戻っていきました。
その日は一人警戒していましたが、それから何もありませんでした。
あれから2年。
奴が時々現れては僕の顔をビシビシ切りつけてきて、そのたびに「うぜぇ」と、追い払っています。
結局、霊を倒せぬまま時間が流れ、そろそろ僕も引っ越しできそうなので、このアパートともお別れですが、僕が出て行ったら部屋が一つ空くので怖いの興味ある方、住んでみてはどうですか?
場所は埼玉ですw
そのアパートなんですが下見の時なんかジメッとした嫌な空気を感じて、直感で「住みたくないな・・・」って感じたんだけど家賃が妥当だったこと、駅からそこそこ近い距離だったことから入居を決定。
2年前の3月から住むことになりました。
それで、初めてそのアパートで夜を過ごした時なんだけど、寝ている最中に何か顔に電撃みたいな痛みを感じるんですよ。
2~3秒に1回のペースで顔の中心をあごからおでこにかけて『ビシッ、ビシッ』と電気のような痛みが走るんです。
最初は「なんだよ、ウザイなぁ」と全く気にして無く、睡眠を続けようとしたんですが、いつまで立っても、その電撃が終わりそうにないので一旦目を覚ますことにしました。
目はまだ閉じたままで、顔に当たる電撃を手で払いのけようとしたんですが、手が動かない。
金縛りに遭ってたんですね。
「なんだよ、ウザイなぁ」
俺は金縛りには何度か遭ったことがあるので、特に怖いとかではなく、ウザイ程度の認識で目を開けました。
そしたら、何やら半透明の板のような物が僕の顔を何度も打ち付けていました。
まるで僕の顔を真っ二つに割ろうとしてるかのように・・・振りかぶっては顔を打ち付け、振りかぶっては顔を打ち付け、と。
僕の目と目の間に当たっているので、打ち付けられるたびに、それが急接近して、視界に入ってきます。
よく見ると、それは透明の手が中華包丁を持って僕の顔を割ろうとしていたのです。
それは認識してしまった僕は「・・・なんだよ、ウザイなぁ」と金縛りを無理やり抜け出し、その透明な手を払いのけました。
そして、顔が割れていないか手で触って確認し、「大丈夫じゃん。寝よ・・・」と、また、眠りにつきました。
痛みの感覚からして顔を深さ3センチくらいは割られていたはずですが、このときは特に気にしませんでした。
そしてまた眠りにつくと・・・また、電撃のような痛みが・・・。
今度は首に・・・。
『ビシッ、ビシッ、ビシッ』っと。
相手にするのも面倒だったので、しばらく無視してたのですが、止める気配がなかったので、目を覚ますと・・・案の定また金縛りで包丁が今度は首を切ろうとしていました。
「またかよ!うぜえよ!!」
今度は最早半ギレ状態で金縛りを抜け出し、透明の手を払いのけました。
それからまた寝ようとしたのですが、2回も起こされてしまい、思考がはっきりとしてきて、段々と自分が置かれていた状況を理解してきたのです。
『もしかして自分はもの凄い奴に襲われてたんじゃ・・・?』
僕は急に怖くなってまだ真っ暗な早朝、アパートを飛び出しました・・・。
それからしばらく、そのアパートをこれから借り続けるかどうか考えました。
こんなところで暮らしていたら、自分は死んでしまうかもしれない・・・などと考えていましたが、自分は夢を持って田舎から出てきた身、また引っ越す金は無いし、だからと言って、こんなことで諦められるか、といことで、そのアパートに住むことを決意。
「奴が攻撃できて、自分が攻撃できないはずは無い!」
そんな考えのもと、霊を倒すことを心に誓い、再びあのアパートに戻っていきました。
その日は一人警戒していましたが、それから何もありませんでした。
あれから2年。
奴が時々現れては僕の顔をビシビシ切りつけてきて、そのたびに「うぜぇ」と、追い払っています。
結局、霊を倒せぬまま時間が流れ、そろそろ僕も引っ越しできそうなので、このアパートともお別れですが、僕が出て行ったら部屋が一つ空くので怖いの興味ある方、住んでみてはどうですか?
場所は埼玉ですw
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