もう一年経ったのでそろそろ話してもいいかと思い書きます。
今から2年前、大阪の某所に越してきました。
都心に近いのに大分安かった。
大概、安いと何か曰くはありますよね?
心霊現象なんて物は信じていませんでしたから、どうでもいいと思い借りたわけです。
しかし、数ヶ月経った頃。
毎晩、同じ時間に外から奇妙な金属をこする音が聞こえて来ました。
『ジャララー、ジャララー』
毎晩です。
窓を開けて外を確認しても誰もいないし、お店もない。
まあいか・・・。
そう思い過ごしていたのです。
そのまま数ヶ月、寝苦しい秋でした。
ウトウトしながら外からの金属音を聞いていました。
まただ・・・。
そう思いながら、聞いていたのですが、おかしなことに金属音が段々近付いているのです。
『ジャララー、ジャララー』
ちょっと怖くなりました・・・。
けれど金属音が止まったので安心して寝直そうと思い寝返りを打ちました。
その瞬間、声の出ない恐怖が。
人間、本当に怖いと「キャー」とか出ない物なんですね。
寝返りを打った布団の隣には髪の長い女性が横たわっていました・・・。
顔は髪の毛が邪魔で見えませんでしたが・・・恥ずかしながら、そのまま失神していました。
目が覚めたら病院のベッド。
傍にいた看護士さんに事情を聞いたところ、たまたま部屋に泊まりに来た恋人が
泡を吹いて倒れていた私を発見し、呼んでも目が覚めないので救急車を呼んだと言うことでした。
2日も眠り続けていたようです。
原因は不明でした・・・。
取り敢えず「疲れていたのでしょう」と納得の行くような行かないような診断です。
ただ、変だなと思ったのが「どこも怪我していない?」と皆がしきりに聞いたこと。
怪我などしていなかったし、痛みもありませんでした。
1週間の入院で退院して家に帰ったのですが、家に入ってすぐに飛び出しました。
なぜだか、壁一面に血?のような赤茶の染みがあったからです。
どうして「怪我はしていないか?」と聞かれたのか理由が分かりました。
救急隊員はこの血の染みを見て疑問に思ったのでしょう・・・。
さすがに引っ越ししました。
今の家からすぐ傍にあのマンションはまだありますが、借り手はまだ見付かっていません。
家賃をみると、さらに安くなっていました・・・。
今から2年前、大阪の某所に越してきました。
都心に近いのに大分安かった。
大概、安いと何か曰くはありますよね?
心霊現象なんて物は信じていませんでしたから、どうでもいいと思い借りたわけです。
しかし、数ヶ月経った頃。
毎晩、同じ時間に外から奇妙な金属をこする音が聞こえて来ました。
『ジャララー、ジャララー』
毎晩です。
窓を開けて外を確認しても誰もいないし、お店もない。
まあいか・・・。
そう思い過ごしていたのです。
そのまま数ヶ月、寝苦しい秋でした。
ウトウトしながら外からの金属音を聞いていました。
まただ・・・。
そう思いながら、聞いていたのですが、おかしなことに金属音が段々近付いているのです。
『ジャララー、ジャララー』
ちょっと怖くなりました・・・。
けれど金属音が止まったので安心して寝直そうと思い寝返りを打ちました。
その瞬間、声の出ない恐怖が。
人間、本当に怖いと「キャー」とか出ない物なんですね。
寝返りを打った布団の隣には髪の長い女性が横たわっていました・・・。
顔は髪の毛が邪魔で見えませんでしたが・・・恥ずかしながら、そのまま失神していました。
目が覚めたら病院のベッド。
傍にいた看護士さんに事情を聞いたところ、たまたま部屋に泊まりに来た恋人が
泡を吹いて倒れていた私を発見し、呼んでも目が覚めないので救急車を呼んだと言うことでした。
2日も眠り続けていたようです。
原因は不明でした・・・。
取り敢えず「疲れていたのでしょう」と納得の行くような行かないような診断です。
ただ、変だなと思ったのが「どこも怪我していない?」と皆がしきりに聞いたこと。
怪我などしていなかったし、痛みもありませんでした。
1週間の入院で退院して家に帰ったのですが、家に入ってすぐに飛び出しました。
なぜだか、壁一面に血?のような赤茶の染みがあったからです。
どうして「怪我はしていないか?」と聞かれたのか理由が分かりました。
救急隊員はこの血の染みを見て疑問に思ったのでしょう・・・。
さすがに引っ越ししました。
今の家からすぐ傍にあのマンションはまだありますが、借り手はまだ見付かっていません。
家賃をみると、さらに安くなっていました・・・。
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