実体験投下します。
主な登場人物俺A、B、C。
俺は中学生2年生の頃同じクラスになった俺を合わせて4人でいつもつるんでいた。
主な登場人物俺A、B、C。
俺は中学生2年生の頃同じクラスになった俺を合わせて4人でいつもつるんでいた。
4人の共通の趣味は本好きで、いつも部活が休みになる日曜日には4人のうちの誰かの家に行って本を読むことが習慣になった。
その中でも特に本が充実していたのはCの家。
Cは母子家庭だったがなぜか本はたくさん持っていて部屋の天井まで届くほどの本棚を埋める勢いで毎週本が増えていってた。
2番目に充実しているBもCには敵わなくて、そのうちみんなCの家に集まるようになった。
C曰く「叔父さんが本好きの金持ちで本を譲ってくれる」んで本がたくさんあるってことだった。
最初は俺ら3人もその言葉を信じていたんだけど、だんだんCの本を集めるペースが尋常じゃないというのが3人の共通認識になってく。
最初の内は1週間に3冊程度のペースだったけど、エスカレートするようになると俺らが欲しいといった本が翌週行ったときにはもうあるなんてことも。
どんだけCの叔父さん羽振りがいいんだよ。
それでだんだん俺達の中ではCが万引き、もしくはそれに相当する悪いことをしているんじゃないかと疑うようになるんだ。
それは家に来てくれなくなったBが嫉妬のあまり発したのが発端だったけど、でもAが試しに欲しいといった文庫本15巻セットがあったときに俺達はCが万引きをしていると確信した。
それで次の週約束の13時より早く行ってCを動揺させボロを出させる作戦に出た。
予定通り9時に「やることないからさあ居させてよ。昼飯おごるから」って頼み込んでCの家に上がった。
Cの部屋に入った俺達は早速散策開始。
前の週と比べて15冊ほど増えていた本の中にあるブツが入っていないか徹底的に探し出した。
Cがちょうどお茶を持って部屋に入って来たと同時にAが発見。
A「おい。これ、なんだよ」
AがCに語りかけた。
あるブツというのは本の間に挟まっているフリップ。
小さい栞(しおり)みたいなヤツね。
普通本屋で買ったときには店員さんが抜くんだけど。
案の定Cは突然の俺達の来訪に慌てて15冊のうち1冊だけフリップを抜き忘れていた。
動揺するC・・・。
この時点でこいつが万引きをしていたことは目に見えて分かったが、往生際の悪いCは逃げ隠そうとする。
本屋が抜き忘れていたの一点張りで中々己の罪を認めない。
でもBがそこに止めを刺すものを見つけた。
B「お前、これでもまだしらを切るつもり?」
Bが見つけたのはゴミ箱にあった、大量のフリップ。
もうCは逃げられなくなった。
追い詰められたCは「お前らがたくさんリクエストするから悪いんだろうが!!」と言葉にならない逆切れ。
あきれ返った俺達は第2段階の警察に通報することも面倒になってCの家から退散した。
結局Cとは縁を切り3人で中学卒業まで過ごした。
その後、頭の良かったBは進学校、まあまあだった俺とCは中堅校、バカだったAは工業高校にそれぞれ進学した。
そんで高校時代に話は飛ぶけど高校時代にうちの近所の書店が閉店した。
そこは俺が小さい頃からお世話になっていた書店で、おじさんが一人で切り盛りしていた。
そのおじさんがまたいい人で新刊を内緒で値引きしてくれたり、処分する本を譲ってくれたりしてくれてた。
そのおじさんが死んだのが閉店の理由。
すごくショックだったし、なによりおじさんにもう会えないのが悲しかった。
しかもやりきれないのがおじさんは自殺だったこと。
遺書は見つからなかったけどおそらく万引きの被害も原因の1つだろうってことになった。
おじさんはかなりいい人だったから万引きを見つけても買い取りだけで済ますこともあったし、警察や学校にも連絡しなかったと言っていた。
これは万引き対策としては最悪なんだ。
逃げた奴らに「あの店は警察に連絡しない最高の店」って噂を広げられてどんどん万引きが増えていく。
おじさんの悲劇は地元新聞で特集を組まれた。
万引き被害で店をたたむ本屋ってみなが考えている以上に多いのよコレ。
同じ頃もう一つの事件があった。
Cが万引きで捕まって高校から停学処分を受けた。
万引きしたのは本じゃなくてゲームだった。
しかも5人ほどのグループで。
懲りずにまだやってたのかよ・・・って俺はあきれ返った。
その後、万引きの噂が広まったのでCは学校に来なくなるんだけど、俺は一つの疑念を抱くようになる。
普通フリップって仕入れた本屋の名前が書いてあるんだけど、中学時代Cの家で発見したフリップに例のおじさんの店が書いてあったと思うようになる。
偶然再開したBと話してもやっぱりそうだった。
Cはおじさんの店から日常的に万引きしていた。
これは疑念から確信に変わった。
Cの家に押しかけてリンチしてやろうかと思ったけど、よく考えれば証拠がないから下手したら俺が逮捕されるかも知れない
結局俺は襲撃をあきらめた・・・。
その後東京の大学に進学した俺は成人式のために久々に帰郷した。
そこで地元に残って働いていたAからCが死んだとの報告を受けた。
Cは高校を辞めた後、自宅に引きこもっていたが、ある時自宅で本棚の下敷きになって死んでしまったらしい。
俺「本棚の下敷きって、こっちで強い地震でもあったのかよ」
A「ねえよ。そこが不思議な点で警察も困惑していたけど結局Cが本棚を動かそうと留め金を外したら何かの衝撃で本棚が倒れてきたってことになってた」
俺「あんな大きな本棚を?」
A「誰も納得してないけど警察もニートの不審死に時間をかけられるほど暇じゃないからな。それに他殺を匂わせる証拠は何も見つからなかったらしい」
俺「へえ」
A「だけど俺はこう思ってるんだ。Cは怨念によって殺されたんじゃないかって」
俺「怨念?」
A「あいつの本、万引きしたものばっかだっただろ?だからあいつのせいで店をたたんで死んでしまった人の亡霊。おまえの近所の書店のおじさんみたいなひとだ」
俺「やめてくれよ。冗談だろ」
A「まあでも亡霊によって殺されたと信じたくなるくらい、不審点の多い死に方なんだよなあ」
こんな会話を交わした。
Cが死んだことについて特別な感情は湧き上がってこなかったが、Aがいう亡霊云々の話が妙に気になった。
で実家に戻っていろいろものを整理してたが、そこであるものを見つける。
中学時代にCから借りた本だった。
結局Cと疎遠になってから急に読みがたい本になって、返せずにいたが久々にパラパラめくってるとなかなかおもしろい。
パラパラと読み進めていく。
だけど急に体が重くなった。
心臓の動機が激しくなる。
おかしかった。
本の内容は寒気のするようなホラーじゃなく、むしろ感動系。
でも寒気が酷い。
なぜか本を読み終える気にはならなかった。
いや読み終われせてもらえなかった。
いろんな意味での金縛りだ。
2時間くらいに顔を真っ青にしながら、読み終えたら急にその呪縛から解放された。
急いでその本を窓から投げ捨てたけど、次の日起きてみたら枕元にあった。
まあこんなことがあってAとBに相談したらビンゴ。
二人とも同じような体験をしてた。
Bは借りた本の1ページ目が真っ黒だったらしい。
そのページを見せてもらったが、なんかこう引き込まれるような真っ黒。
印刷で出せる色じゃない・・・。
落丁かと思ったけど、年月も経ってるから編集部に相談してもわからないの一点張りだったらしい。
でやっぱり例の読んでる途中の金縛りにも遭ってた。
一番悲惨だったのはA。
こいつは元からホラー好きで読んだ本も「リング」の小説版。
読んでる途中に金縛りには遭うわ、劇中で貞子は出てくるはでもういっそ死なせてくれと叫んだらしい。
まあなにより怖かったのはほとんど同じ日に3人がCから借りた本を見つけたこと。
なにかに引き寄せられたみたいにな。
それでAの提案でこの本をお払いして焼いてもらうことにした。
近くの神社で事情を話し神主さんにお払いしてもらった。
そこの住職さんはお払いに関しては経験が浅いらしく憑いているのが例のおじさんかどうかまでは見抜けなかった。
その後俺達はCの家に行くことにした。
神主さんにCのことを話すとなるべく手遅れにならないうちにCの身内を連れてきたほうがいいと言われたからだ。
手遅れの場合はもっと経験のある偉い神主さんを呼んできてくれるらしい。
それでCの母を連れて行こうと唯一Cの葬式に行ったAの案内でC宅へ行った。
お母さんが出迎えてくれてお参りさせてもらった。
お母さんが俺達とCが喧嘩別れしたことを知れないようだった。
Cが集めていた本のことを聞くとすんなりと答えてくれた。
何冊かは保管してあるが残りのほとんどはブ◯クオフに買い取ってもらったらしい。
穏やかに時が過ぎて、いざお払いの話を切り出すとお母さんの顔つきが変わった。
お払いに行くよう説得するも、行かないの一点張り・・・。
息子がそんなことが原因で死んだとは認めたくないそういうことだった。
結局お払いには行かすことができずにCの家をした。
でも中学校の時に見たどちらかといえば太り気味なCのお母さんが見る影も無くやせ細ってるのをみると、もちろん息子が死んだことも原因だろうが、既に手遅れの状態であることをCのお母さんは悟っているんじゃないかと俺達3人は考えてしまった。
その後特に本を読むときに例の現象は起きていない。
その道に進んだBが言うにはあれは一種の集団催眠のようなものではないかと。
ただ最近帰省して近くのブ◯クオフに行く機会があったんだが、そこで並ならぬオーラ、霊感がほとんど無い俺でも触ってはいけないと思わせる古本があった。
あれは絶対にCが万引きし、死後売り払われた本の一つだと確信した。
おそらくあのブ◯クオフでも何かよからぬ現象が起こっているだろう。
今度時間があるときに調べてみたいものだ。
この中に万引きしたことのある経験がある奴。
万引きした物はなるべく捨てたほうがいいぞ。
できるだけお払いしてな。
その中でも特に本が充実していたのはCの家。
Cは母子家庭だったがなぜか本はたくさん持っていて部屋の天井まで届くほどの本棚を埋める勢いで毎週本が増えていってた。
2番目に充実しているBもCには敵わなくて、そのうちみんなCの家に集まるようになった。
C曰く「叔父さんが本好きの金持ちで本を譲ってくれる」んで本がたくさんあるってことだった。
最初は俺ら3人もその言葉を信じていたんだけど、だんだんCの本を集めるペースが尋常じゃないというのが3人の共通認識になってく。
最初の内は1週間に3冊程度のペースだったけど、エスカレートするようになると俺らが欲しいといった本が翌週行ったときにはもうあるなんてことも。
どんだけCの叔父さん羽振りがいいんだよ。
それでだんだん俺達の中ではCが万引き、もしくはそれに相当する悪いことをしているんじゃないかと疑うようになるんだ。
それは家に来てくれなくなったBが嫉妬のあまり発したのが発端だったけど、でもAが試しに欲しいといった文庫本15巻セットがあったときに俺達はCが万引きをしていると確信した。
それで次の週約束の13時より早く行ってCを動揺させボロを出させる作戦に出た。
予定通り9時に「やることないからさあ居させてよ。昼飯おごるから」って頼み込んでCの家に上がった。
Cの部屋に入った俺達は早速散策開始。
前の週と比べて15冊ほど増えていた本の中にあるブツが入っていないか徹底的に探し出した。
Cがちょうどお茶を持って部屋に入って来たと同時にAが発見。
A「おい。これ、なんだよ」
AがCに語りかけた。
あるブツというのは本の間に挟まっているフリップ。
小さい栞(しおり)みたいなヤツね。
普通本屋で買ったときには店員さんが抜くんだけど。
案の定Cは突然の俺達の来訪に慌てて15冊のうち1冊だけフリップを抜き忘れていた。
動揺するC・・・。
この時点でこいつが万引きをしていたことは目に見えて分かったが、往生際の悪いCは逃げ隠そうとする。
本屋が抜き忘れていたの一点張りで中々己の罪を認めない。
でもBがそこに止めを刺すものを見つけた。
B「お前、これでもまだしらを切るつもり?」
Bが見つけたのはゴミ箱にあった、大量のフリップ。
もうCは逃げられなくなった。
追い詰められたCは「お前らがたくさんリクエストするから悪いんだろうが!!」と言葉にならない逆切れ。
あきれ返った俺達は第2段階の警察に通報することも面倒になってCの家から退散した。
結局Cとは縁を切り3人で中学卒業まで過ごした。
その後、頭の良かったBは進学校、まあまあだった俺とCは中堅校、バカだったAは工業高校にそれぞれ進学した。
そんで高校時代に話は飛ぶけど高校時代にうちの近所の書店が閉店した。
そこは俺が小さい頃からお世話になっていた書店で、おじさんが一人で切り盛りしていた。
そのおじさんがまたいい人で新刊を内緒で値引きしてくれたり、処分する本を譲ってくれたりしてくれてた。
そのおじさんが死んだのが閉店の理由。
すごくショックだったし、なによりおじさんにもう会えないのが悲しかった。
しかもやりきれないのがおじさんは自殺だったこと。
遺書は見つからなかったけどおそらく万引きの被害も原因の1つだろうってことになった。
おじさんはかなりいい人だったから万引きを見つけても買い取りだけで済ますこともあったし、警察や学校にも連絡しなかったと言っていた。
これは万引き対策としては最悪なんだ。
逃げた奴らに「あの店は警察に連絡しない最高の店」って噂を広げられてどんどん万引きが増えていく。
おじさんの悲劇は地元新聞で特集を組まれた。
万引き被害で店をたたむ本屋ってみなが考えている以上に多いのよコレ。
同じ頃もう一つの事件があった。
Cが万引きで捕まって高校から停学処分を受けた。
万引きしたのは本じゃなくてゲームだった。
しかも5人ほどのグループで。
懲りずにまだやってたのかよ・・・って俺はあきれ返った。
その後、万引きの噂が広まったのでCは学校に来なくなるんだけど、俺は一つの疑念を抱くようになる。
普通フリップって仕入れた本屋の名前が書いてあるんだけど、中学時代Cの家で発見したフリップに例のおじさんの店が書いてあったと思うようになる。
偶然再開したBと話してもやっぱりそうだった。
Cはおじさんの店から日常的に万引きしていた。
これは疑念から確信に変わった。
Cの家に押しかけてリンチしてやろうかと思ったけど、よく考えれば証拠がないから下手したら俺が逮捕されるかも知れない
結局俺は襲撃をあきらめた・・・。
その後東京の大学に進学した俺は成人式のために久々に帰郷した。
そこで地元に残って働いていたAからCが死んだとの報告を受けた。
Cは高校を辞めた後、自宅に引きこもっていたが、ある時自宅で本棚の下敷きになって死んでしまったらしい。
俺「本棚の下敷きって、こっちで強い地震でもあったのかよ」
A「ねえよ。そこが不思議な点で警察も困惑していたけど結局Cが本棚を動かそうと留め金を外したら何かの衝撃で本棚が倒れてきたってことになってた」
俺「あんな大きな本棚を?」
A「誰も納得してないけど警察もニートの不審死に時間をかけられるほど暇じゃないからな。それに他殺を匂わせる証拠は何も見つからなかったらしい」
俺「へえ」
A「だけど俺はこう思ってるんだ。Cは怨念によって殺されたんじゃないかって」
俺「怨念?」
A「あいつの本、万引きしたものばっかだっただろ?だからあいつのせいで店をたたんで死んでしまった人の亡霊。おまえの近所の書店のおじさんみたいなひとだ」
俺「やめてくれよ。冗談だろ」
A「まあでも亡霊によって殺されたと信じたくなるくらい、不審点の多い死に方なんだよなあ」
こんな会話を交わした。
Cが死んだことについて特別な感情は湧き上がってこなかったが、Aがいう亡霊云々の話が妙に気になった。
で実家に戻っていろいろものを整理してたが、そこであるものを見つける。
中学時代にCから借りた本だった。
結局Cと疎遠になってから急に読みがたい本になって、返せずにいたが久々にパラパラめくってるとなかなかおもしろい。
パラパラと読み進めていく。
だけど急に体が重くなった。
心臓の動機が激しくなる。
おかしかった。
本の内容は寒気のするようなホラーじゃなく、むしろ感動系。
でも寒気が酷い。
なぜか本を読み終える気にはならなかった。
いや読み終われせてもらえなかった。
いろんな意味での金縛りだ。
2時間くらいに顔を真っ青にしながら、読み終えたら急にその呪縛から解放された。
急いでその本を窓から投げ捨てたけど、次の日起きてみたら枕元にあった。
まあこんなことがあってAとBに相談したらビンゴ。
二人とも同じような体験をしてた。
Bは借りた本の1ページ目が真っ黒だったらしい。
そのページを見せてもらったが、なんかこう引き込まれるような真っ黒。
印刷で出せる色じゃない・・・。
落丁かと思ったけど、年月も経ってるから編集部に相談してもわからないの一点張りだったらしい。
でやっぱり例の読んでる途中の金縛りにも遭ってた。
一番悲惨だったのはA。
こいつは元からホラー好きで読んだ本も「リング」の小説版。
読んでる途中に金縛りには遭うわ、劇中で貞子は出てくるはでもういっそ死なせてくれと叫んだらしい。
まあなにより怖かったのはほとんど同じ日に3人がCから借りた本を見つけたこと。
なにかに引き寄せられたみたいにな。
それでAの提案でこの本をお払いして焼いてもらうことにした。
近くの神社で事情を話し神主さんにお払いしてもらった。
そこの住職さんはお払いに関しては経験が浅いらしく憑いているのが例のおじさんかどうかまでは見抜けなかった。
その後俺達はCの家に行くことにした。
神主さんにCのことを話すとなるべく手遅れにならないうちにCの身内を連れてきたほうがいいと言われたからだ。
手遅れの場合はもっと経験のある偉い神主さんを呼んできてくれるらしい。
それでCの母を連れて行こうと唯一Cの葬式に行ったAの案内でC宅へ行った。
お母さんが出迎えてくれてお参りさせてもらった。
お母さんが俺達とCが喧嘩別れしたことを知れないようだった。
Cが集めていた本のことを聞くとすんなりと答えてくれた。
何冊かは保管してあるが残りのほとんどはブ◯クオフに買い取ってもらったらしい。
穏やかに時が過ぎて、いざお払いの話を切り出すとお母さんの顔つきが変わった。
お払いに行くよう説得するも、行かないの一点張り・・・。
息子がそんなことが原因で死んだとは認めたくないそういうことだった。
結局お払いには行かすことができずにCの家をした。
でも中学校の時に見たどちらかといえば太り気味なCのお母さんが見る影も無くやせ細ってるのをみると、もちろん息子が死んだことも原因だろうが、既に手遅れの状態であることをCのお母さんは悟っているんじゃないかと俺達3人は考えてしまった。
その後特に本を読むときに例の現象は起きていない。
その道に進んだBが言うにはあれは一種の集団催眠のようなものではないかと。
ただ最近帰省して近くのブ◯クオフに行く機会があったんだが、そこで並ならぬオーラ、霊感がほとんど無い俺でも触ってはいけないと思わせる古本があった。
あれは絶対にCが万引きし、死後売り払われた本の一つだと確信した。
おそらくあのブ◯クオフでも何かよからぬ現象が起こっているだろう。
今度時間があるときに調べてみたいものだ。
この中に万引きしたことのある経験がある奴。
万引きした物はなるべく捨てたほうがいいぞ。
できるだけお払いしてな。
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