うちの弟は、霊感は無い?らしいけれど、時々見えたりする人らしい。
結構前の話なんだけど、夜の9時頃だったかな。
俺が部屋でTVを見ていると、弟が外から血相変えて帰ってきた。
俺は「騒々しい奴だなぁ」くらいに思っていたんだけど、弟が突然「呪われた。呪われた」とか言い出したんだ。
弟はビビり屋なので、俺は内心「はいはいわかったわかった」と思いつつも「何があったん?」と弟に問いかけた。
しかし、何度聞いても答えてくれない。
「呪われたわぁ。これは言われへんわぁ」
結構前の話なんだけど、夜の9時頃だったかな。
俺が部屋でTVを見ていると、弟が外から血相変えて帰ってきた。
俺は「騒々しい奴だなぁ」くらいに思っていたんだけど、弟が突然「呪われた。呪われた」とか言い出したんだ。
弟はビビり屋なので、俺は内心「はいはいわかったわかった」と思いつつも「何があったん?」と弟に問いかけた。
しかし、何度聞いても答えてくれない。
「呪われたわぁ。これは言われへんわぁ」
そんな感じのことを言うばかり。
答えが無いので、友達と変なビデオでも見たか、遊びでもしたか、そんな感じだろうと、放っておいた。
それから、そんな出来事も忘れた頃に弟が「前に呪われたって言ってた時あるやん。覚えてる?」と話出した。
俺「あぁ、そんなことあったなぁ。あれ何やったん?(笑)」
それで弟の話を聞くことになった。
弟は、その日自転車で、煙草屋に少年ジャンプを買いに行っていた。
といっても、月曜日じゃなくて、土曜日の夜。
時々発売日より早く店頭に並べるお店ってあるよね。
そういうお店。
その帰り道に、俺も知っている道で、俺の家の近くなんだけど、街灯もなくて、しかも昔風の土壁がある大きい家が並んでいて、夜に通ると気持ち悪い雰囲気の場所にさしかかった。
弟は「気持ち悪いなぁ」と思いながらも自転車を進めていると、なんとなく、背後に気配を感じたらしい。
冷や汗が流れてきて「あぁこれはやばい」と思っていると、今度は、後タイヤが急に重くなった。
違和感どころの騒ぎじゃなかったらしい。
あまりの気持ち悪さに、その道を通ることを諦めて、明るい違う道へ逃げだした。
ただ、その道を通らないことには、家に帰ることができないのだけれど、気持ち悪くて通りたくない。
仕方なしに、ちょっと落ち着かせてもらおうと、友達に電話してすがりついた。
友達「じゃあ、近くに来たら電話して。表出るから」
弟「うん。わかった」
そして、友達の家に近づいた頃に、再度電話すると既に表に出て待ってくれているとのこと。
優しい奴だと思いつつ、到着すると、玄関前で友達は出迎えてくれた。
すると、友達はおかしなことを言い出した。
友達「あれ、一人?」
弟「ぇ・・?1人やで・・・」
友達「あれ、だって電話してる時、女の人の声してたけど」
弟「いや、一人」
友達「まじで?後ろに誰か乗ってなかった?気のせいか・・・」
『うわぁ。最悪や。俺何も言ってないのに。うわぁ』っていうのが、弟の心境だったが、友達としゃべっている間に、気が紛れて落ち着きを取り戻した。
それからしばらくして、友達と別れて、家に帰ることに。
自転車を走らせていると、再び背後に気配・・・。
弟「気にしすぎなだけかもしれん」
そう言い聞かせて夜道を走らせていた。
すると、前方に職務質問している警察官。
ライトも点けてるし、止められることもないだろう。
そう思ってとおり過ぎられると思った。
しかし、警察官に呼び止められた。
警察官「二人乗りしたら、あかんで」
その後、警察官には、「後ろに女乗せてたやろう。その女どこ行った。逃げたか?」など、しつこく職務質問をくらったらしい。
それから、明かりを求めてコンビニに入ったら、偶然近所の友達に出会い、泣きついて、一緒に家の前まで帰ってもらったと。
答えが無いので、友達と変なビデオでも見たか、遊びでもしたか、そんな感じだろうと、放っておいた。
それから、そんな出来事も忘れた頃に弟が「前に呪われたって言ってた時あるやん。覚えてる?」と話出した。
俺「あぁ、そんなことあったなぁ。あれ何やったん?(笑)」
それで弟の話を聞くことになった。
弟は、その日自転車で、煙草屋に少年ジャンプを買いに行っていた。
といっても、月曜日じゃなくて、土曜日の夜。
時々発売日より早く店頭に並べるお店ってあるよね。
そういうお店。
その帰り道に、俺も知っている道で、俺の家の近くなんだけど、街灯もなくて、しかも昔風の土壁がある大きい家が並んでいて、夜に通ると気持ち悪い雰囲気の場所にさしかかった。
弟は「気持ち悪いなぁ」と思いながらも自転車を進めていると、なんとなく、背後に気配を感じたらしい。
冷や汗が流れてきて「あぁこれはやばい」と思っていると、今度は、後タイヤが急に重くなった。
違和感どころの騒ぎじゃなかったらしい。
あまりの気持ち悪さに、その道を通ることを諦めて、明るい違う道へ逃げだした。
ただ、その道を通らないことには、家に帰ることができないのだけれど、気持ち悪くて通りたくない。
仕方なしに、ちょっと落ち着かせてもらおうと、友達に電話してすがりついた。
友達「じゃあ、近くに来たら電話して。表出るから」
弟「うん。わかった」
そして、友達の家に近づいた頃に、再度電話すると既に表に出て待ってくれているとのこと。
優しい奴だと思いつつ、到着すると、玄関前で友達は出迎えてくれた。
すると、友達はおかしなことを言い出した。
友達「あれ、一人?」
弟「ぇ・・?1人やで・・・」
友達「あれ、だって電話してる時、女の人の声してたけど」
弟「いや、一人」
友達「まじで?後ろに誰か乗ってなかった?気のせいか・・・」
『うわぁ。最悪や。俺何も言ってないのに。うわぁ』っていうのが、弟の心境だったが、友達としゃべっている間に、気が紛れて落ち着きを取り戻した。
それからしばらくして、友達と別れて、家に帰ることに。
自転車を走らせていると、再び背後に気配・・・。
弟「気にしすぎなだけかもしれん」
そう言い聞かせて夜道を走らせていた。
すると、前方に職務質問している警察官。
ライトも点けてるし、止められることもないだろう。
そう思ってとおり過ぎられると思った。
しかし、警察官に呼び止められた。
警察官「二人乗りしたら、あかんで」
その後、警察官には、「後ろに女乗せてたやろう。その女どこ行った。逃げたか?」など、しつこく職務質問をくらったらしい。
それから、明かりを求めてコンビニに入ったら、偶然近所の友達に出会い、泣きついて、一緒に家の前まで帰ってもらったと。
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