これは川の話。
自分は小さい頃、引っ越しした友達の家に遊びにいきました。
東北の山奥とだけ言っておきます。
近くにきれいな川が沢山あり、カジカを取りに行こうということになりました。
友達は「ヤスというでかいフォークみたいな道具でブスっとカジカを刺して取るんだ」と話してくれました。
自分は小さい頃から自然が大好きだったのでかなり楽しみでした。
準備を整え友達のお父さんの車で友達と三人で川へ向かいました。
カジカ取りのポイントまではけっこうな時間がかかり、人も全然いないような所でした。
こういう雰囲気のある場所は大好きで、テンションが最高潮に達してました。
水中メガネとシュノーケルをつけてヤスを持ちカジカを捕りまくりました。
自分は小さい頃、引っ越しした友達の家に遊びにいきました。
東北の山奥とだけ言っておきます。
近くにきれいな川が沢山あり、カジカを取りに行こうということになりました。
友達は「ヤスというでかいフォークみたいな道具でブスっとカジカを刺して取るんだ」と話してくれました。
自分は小さい頃から自然が大好きだったのでかなり楽しみでした。
準備を整え友達のお父さんの車で友達と三人で川へ向かいました。
カジカ取りのポイントまではけっこうな時間がかかり、人も全然いないような所でした。
こういう雰囲気のある場所は大好きで、テンションが最高潮に達してました。
水中メガネとシュノーケルをつけてヤスを持ちカジカを捕りまくりました。
「これはから揚げにするとうまいんだよ」
そう友達のお父さんが教えてくれ、ますます楽しくなりました。
そして、滝のあるポイントへ移動しようと言われ、三人で川を上っていきました。
その川は浅く、走って移動できるくらいのところもありました。
しかし、登って行くにつれ、だんだん水深が増してゆき、ついに人1人すっぽり入ってしまうくらいに深くなってるところがありました。
といっても流れはかなり緩やかで、シュノーケルのおかげで犬かきで大丈夫でした。
「◯◯君、そっちは深いからきをつけなよー」
友達のお父さんに注意されました。
ですがハイテンションの私はどんどん犬かきで進んでいきました。
そのとき、水底になにか白いものが見えたような気がしました。
白い岩なんて珍しいなー・・・と思い、つま先でちょいちょいと砂をかき分けてみると、白い物体がどんどん出てきます。
ギョッとしました・・・。
それは獣の骨でした。
形も動物が寝そべった状態でした。
私は急いでそこを通り過ぎようと必死で泳ぎました。
すると、砂が舞上がり水底がどんどん白くなっていきます。
それは全部白骨化した動物でカモシカでした。
よく見るとそこらへん一帯が骨だらけで白っぽく見えました。
「◯◯ーー!!骨がいっぱいあるぞ!!」
慌てて川から出て叫びました。
しかし、返事が無く周りには誰もいません。
川の流れる音しか聞こえません
本気で怖くなり、川岸へ急ぎました。
するとドンドンと無気味な音がしました。
骨を見てガクブルだった私はちびりそうに・・・。
見ると突然、カモシカの群れが山から降りて水辺へ向かってきていました。
慌てて川に飛び込み、できもしないクロールで上流へさかのぼりましたが、足元には骨、両脇にはカモシカの群れ、しかも川の中でなかなか進まない・・・。
時々確認すると骨の量が増えてる・・・。
しばらくして二人が見えました。
自分「カモシカがいる!!!」
声を裏返らせて叫びましたが二人は爆笑していました。
しかし、カモシカのあまりの量に友達のお父さんも驚き走ってきました。
それに気付いてカモシカ達は茂みに帰っていきました。
友達のお父さんは、カモシカは毎日のように出るが、あんなにたくさんいるのは見たことがないと真剣に言っていました。
川での不思議な体験でした。
そう友達のお父さんが教えてくれ、ますます楽しくなりました。
そして、滝のあるポイントへ移動しようと言われ、三人で川を上っていきました。
その川は浅く、走って移動できるくらいのところもありました。
しかし、登って行くにつれ、だんだん水深が増してゆき、ついに人1人すっぽり入ってしまうくらいに深くなってるところがありました。
といっても流れはかなり緩やかで、シュノーケルのおかげで犬かきで大丈夫でした。
「◯◯君、そっちは深いからきをつけなよー」
友達のお父さんに注意されました。
ですがハイテンションの私はどんどん犬かきで進んでいきました。
そのとき、水底になにか白いものが見えたような気がしました。
白い岩なんて珍しいなー・・・と思い、つま先でちょいちょいと砂をかき分けてみると、白い物体がどんどん出てきます。
ギョッとしました・・・。
それは獣の骨でした。
形も動物が寝そべった状態でした。
私は急いでそこを通り過ぎようと必死で泳ぎました。
すると、砂が舞上がり水底がどんどん白くなっていきます。
それは全部白骨化した動物でカモシカでした。
よく見るとそこらへん一帯が骨だらけで白っぽく見えました。
「◯◯ーー!!骨がいっぱいあるぞ!!」
慌てて川から出て叫びました。
しかし、返事が無く周りには誰もいません。
川の流れる音しか聞こえません
本気で怖くなり、川岸へ急ぎました。
するとドンドンと無気味な音がしました。
骨を見てガクブルだった私はちびりそうに・・・。
見ると突然、カモシカの群れが山から降りて水辺へ向かってきていました。
慌てて川に飛び込み、できもしないクロールで上流へさかのぼりましたが、足元には骨、両脇にはカモシカの群れ、しかも川の中でなかなか進まない・・・。
時々確認すると骨の量が増えてる・・・。
しばらくして二人が見えました。
自分「カモシカがいる!!!」
声を裏返らせて叫びましたが二人は爆笑していました。
しかし、カモシカのあまりの量に友達のお父さんも驚き走ってきました。
それに気付いてカモシカ達は茂みに帰っていきました。
友達のお父さんは、カモシカは毎日のように出るが、あんなにたくさんいるのは見たことがないと真剣に言っていました。
川での不思議な体験でした。
コメント