えっと。
17年前の話だからもう時効だよな。
当時、千葉の浦安でアルバイトをしていたコンビニの話。
夜勤の方が時給が高いため、俺は夜勤だったんだが、その日も先輩と二人だったんだ。
生鮮食品やらの検品と品出しを終え、まったりタイムに突入した。
2時を過ぎると、極端にお客が少なくなる。
俺がバックヤードでマンガ読みながら休憩をしてると、先輩もタバコを吸いたいらしく、二人してバックヤードに。
で、ふと先輩とモニターを見あげると、お店の入り口付近に人影があった。
「あ、お客さん」
ハッキリとは見なかったが、赤い服着た男の子らしき人影がレジの近くにあるアイスを選んでる風だった。
先輩は慌てて火を消して、店内に出ていった。
俺はマンガにもどる。
17年前の話だからもう時効だよな。
当時、千葉の浦安でアルバイトをしていたコンビニの話。
夜勤の方が時給が高いため、俺は夜勤だったんだが、その日も先輩と二人だったんだ。
生鮮食品やらの検品と品出しを終え、まったりタイムに突入した。
2時を過ぎると、極端にお客が少なくなる。
俺がバックヤードでマンガ読みながら休憩をしてると、先輩もタバコを吸いたいらしく、二人してバックヤードに。
で、ふと先輩とモニターを見あげると、お店の入り口付近に人影があった。
「あ、お客さん」
ハッキリとは見なかったが、赤い服着た男の子らしき人影がレジの近くにあるアイスを選んでる風だった。
先輩は慌てて火を消して、店内に出ていった。
俺はマンガにもどる。
がしかし、瞬間的に「あれ?」と思った。
腕時計は午前2時を回ってる。
あんな子供が来る時間じゃない。
親の顔が見てみたいわ・・・と、何気なくもう一度モニターを見ると、そこにはもう誰もいない。
すると、突然、先輩がバックヤードに駆け込んできた。
で、いきなり防犯モニターを録画から再生に切り替え、巻き戻してる。
俺「どうしたんです?」
先輩「なあ、さっき子供いたよな?」
俺「え?ああ、アイス見てましたね」
先輩「だよな」
俺「はい」
先輩「信じないかもしれないけど、いないんだよ、店内には俺ら以外誰も」
俺「・・・」
突然防犯モニターを再生に切り替えた理由がわかり、先輩と食い入るようにモニターを確認する。
モニターにはアイスが置いてある入り口付近も撮っているため、普通ならお客の出入りも写っているんだが・・・。
先輩「・・・」
先輩「・・・」
先輩「・・・映ってねぇな」
俺「・・・えぇ。いないっすね・・・」
モニターにはしばらくの静寂の後、慌てて店内に出てきた先輩がレジに入り、キョロキョロする姿が写っていただけだった。
その後もしばらくの間、夜に物音がしたり、赤い服を着た子供の目撃は続いた。
後で聞いたが、別の夜勤の人が彼女との間で妊娠し、中絶させていたらしいけど、考えすぎかな・・・。
腕時計は午前2時を回ってる。
あんな子供が来る時間じゃない。
親の顔が見てみたいわ・・・と、何気なくもう一度モニターを見ると、そこにはもう誰もいない。
すると、突然、先輩がバックヤードに駆け込んできた。
で、いきなり防犯モニターを録画から再生に切り替え、巻き戻してる。
俺「どうしたんです?」
先輩「なあ、さっき子供いたよな?」
俺「え?ああ、アイス見てましたね」
先輩「だよな」
俺「はい」
先輩「信じないかもしれないけど、いないんだよ、店内には俺ら以外誰も」
俺「・・・」
突然防犯モニターを再生に切り替えた理由がわかり、先輩と食い入るようにモニターを確認する。
モニターにはアイスが置いてある入り口付近も撮っているため、普通ならお客の出入りも写っているんだが・・・。
先輩「・・・」
先輩「・・・」
先輩「・・・映ってねぇな」
俺「・・・えぇ。いないっすね・・・」
モニターにはしばらくの静寂の後、慌てて店内に出てきた先輩がレジに入り、キョロキョロする姿が写っていただけだった。
その後もしばらくの間、夜に物音がしたり、赤い服を着た子供の目撃は続いた。
後で聞いたが、別の夜勤の人が彼女との間で妊娠し、中絶させていたらしいけど、考えすぎかな・・・。
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