夜、道に迷ってしまい、三時間くらい闇雲にうろうろ歩き回った。
住宅街でタクシーを拾おうにもタクシーどころか人も歩いていない。
やっと大きな道に出て、ほっとしたが、何かが後ろからつけてくる気配がする。
しかし疲れ果てていた私は振りかえって確認する気力もなく、ひたすら黙々と足を動かし続け、やっと家に着いた。
ドアを閉めてふとドア横の窓を見ると、白いもやみたいなものがふわっと行きつ戻りつして、やがていなくなった。
“それ”は私の家の中までは入ってこなかった。
なんだったのかいまだに謎だ。
もうひとつ。
自転車でお散歩中、花が供えられてある交差点を通りかかった。
住宅街でタクシーを拾おうにもタクシーどころか人も歩いていない。
やっと大きな道に出て、ほっとしたが、何かが後ろからつけてくる気配がする。
しかし疲れ果てていた私は振りかえって確認する気力もなく、ひたすら黙々と足を動かし続け、やっと家に着いた。
ドアを閉めてふとドア横の窓を見ると、白いもやみたいなものがふわっと行きつ戻りつして、やがていなくなった。
“それ”は私の家の中までは入ってこなかった。
なんだったのかいまだに謎だ。
もうひとつ。
自転車でお散歩中、花が供えられてある交差点を通りかかった。
「事故で死んだのね、かわいそうに・・・」
とふと思ってしまった。
家に着いたら何かが部屋の中にいる気配がする。
さっきの事故のがついてきちゃったのかな?と思い当たったら、その子と会話が始まってしまった。
「死にたくなかった・・・」
“その”気配がそう言う。
若い男の子で、バイクだったらしい。
私「死にたくなかったの?かわいそうに・・。でもね、死んじゃったんだからもうしょうがないよ。成仏したほうがキミのためだよ」
などと私はやさしく語り掛け、しばらくやさしいやりとりが続いたが、私も仕事があるので仕事を始めると、「お姉さん何してる人?」ときたもんだ。
私「お姉さん忙しいの。仕事だからさようなら。あとでお線香あげてあげるからね」
そうつつ仕事を始めると“それ”の気配は消えていった。
ホントに『会話』が成り立ったんです・・・。
不思議だけど。
死んだ人を怖いと思ったことはないな。
何かされたこともないし。
霊の気配を感じると、やさしい気持ちになるよ。
生きてる人に対してはきつい性格なんだけどね。
とふと思ってしまった。
家に着いたら何かが部屋の中にいる気配がする。
さっきの事故のがついてきちゃったのかな?と思い当たったら、その子と会話が始まってしまった。
「死にたくなかった・・・」
“その”気配がそう言う。
若い男の子で、バイクだったらしい。
私「死にたくなかったの?かわいそうに・・。でもね、死んじゃったんだからもうしょうがないよ。成仏したほうがキミのためだよ」
などと私はやさしく語り掛け、しばらくやさしいやりとりが続いたが、私も仕事があるので仕事を始めると、「お姉さん何してる人?」ときたもんだ。
私「お姉さん忙しいの。仕事だからさようなら。あとでお線香あげてあげるからね」
そうつつ仕事を始めると“それ”の気配は消えていった。
ホントに『会話』が成り立ったんです・・・。
不思議だけど。
死んだ人を怖いと思ったことはないな。
何かされたこともないし。
霊の気配を感じると、やさしい気持ちになるよ。
生きてる人に対してはきつい性格なんだけどね。
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