俺は18歳から20歳くらいまでラウンジのボーイ、21歳から24歳までホストをしていた。
こういう仕事だと普通の事件に巻き込まれたりは頻繁にあるのだが、霊的な現象も頻繁に経験してしまった。
1番酷かったのは最後に働いたホストクラブでの出来事。
あれは店がオープンして半年くらい経った時だったと思うんだが、ある客が俺にこう言ったんだ。
客(女)「トイレが変なんやけど」
最初は客も酔ってるし「何が変?」て聞いても「気持悪い」って言うだけだから然程気にしてなかったんよね。
でも、しばらくして別の客からも言われだして、店の男たちも意識するようになってった。
こういう仕事だと普通の事件に巻き込まれたりは頻繁にあるのだが、霊的な現象も頻繁に経験してしまった。
1番酷かったのは最後に働いたホストクラブでの出来事。
あれは店がオープンして半年くらい経った時だったと思うんだが、ある客が俺にこう言ったんだ。
客(女)「トイレが変なんやけど」
最初は客も酔ってるし「何が変?」て聞いても「気持悪い」って言うだけだから然程気にしてなかったんよね。
でも、しばらくして別の客からも言われだして、店の男たちも意識するようになってった。
そんで、意識したせいか嘘言ってるのか知らないけど店の男達も「変な声聞いた」「有線切れた」とか言い出すようになった。
その頃俺は体験してないし、はっきり言って信用してなかった。
こんなこと言うと一気に嘘臭くなるかもしれないけど、俺は結構、霊感があると思う。
変な場所に行ったり、変なこと起きてるときは体全体が悪感を感じる。
話しずれたけど、当時は、それすらなかったから余計信用できんかったんよ。
で、店のホストに一人自分も霊感あるって奴がおったんよね。
そいつとある日とんでもないもん見てしまった。
接客中のことやったんやけど、ふとトイレの方見ると、トイレから厨房に向かって煙みたいな塊が通過してったんよ。
煙草の煙とは明らかに違うからめっちゃ驚いたんやけど、その時は接客中やし、やりすごしたんよね。
で、閉店してしばらくしたら霊感のある後輩のCが俺と全く同じもの見たって話しはじめた。
「俺も見たよ」って言ったら若い奴らが調子にのって、トイレ入って電気消したりしてはしゃいでた。
そしたら店長が怒ったので、その日はそれで終わり。
んで翌日。
客が来るまで昨日の話で盛り上がってた。
その時6人くらいでテーブル囲んで話してたんだが、一人が立ち上がってトイレに行った。
「こんな話してトイレ行けるなんて勇気あるな~」と思ったら案の定ハプニングが起きた。
「ドアが開かん」
トイレに言った奴が突然そんなこと言い始めた。
俺も近づいてトイレ見たけど、鍵が閉まってたんよね。
もちろん誰も入ってないのはわかってた。
鍵は外からも硬貨使ったら開け閉め出来るタイプだったので開けたんやけど・・・。
まぁ、みんなトイレに行った奴がフザケテ閉めたって思ってた。
トイレに行った奴は否定してたけど、俺もそいつを疑ってた。
でも、数日して営業中に後輩Oと、トイレの横に立ってると「ガチャ」って音がした。
俺とOは長い時間そこに居たので誰も居ないのは知っている。
俺とOは顔を見合わせた。
で、俺がドアを開けようとしたんやけど、やっぱり開かなかった。
驚いたが、また硬貨を使ってあけました。
数日後。
オーナーに会う機会があったので、そのことを話した。
笑い飛ばされるかと思ったがオーナーは真剣に聞いてくれた。
それどころか、そういうのに詳しい人を、数日後に連れてきた。
その人が来たとき居たのは俺と店長とオーナーの四人だった。
その人は店の正面を外から見ただけで「あそこにトイレか流しありますよね?」と、答えた。
トイレの場所いい当てたのは驚いたが更に「あそこにいますね」って言ってきた。
それを聞いた俺は背筋が凍った。
結局その人に対処法を聞いて解散になった。
オーナーには「この3人の秘密」ということで固く口止めされた。
で、次の日からトイレに酒と塩を置くことになった。
なるべく綺麗にするようにとも言われたので掃除もした。
んで、しばらく何も起きなくなったので成仏したんかな?って思って塩や酒を置かなくなったし、掃除も適当になった。
・・・油断してたんだよね。
それからまたしばらく立ち、開店前にまたトイレの話になった。
その時居たのは三人。
霊感の強いCと先輩のDそして俺。
トイレの話は笑い話になってたよ。
・・・でも最悪の事件が起きた。
急にDが立ち上がった。
「どうしたんすか?」
立ち去るDに呼び掛けたけど足早に店の外に出た。
その時はあんまり気にせずCと話を続けた。
しばらくしてあまりにもDの戻りが遅いので見に行くことにした。
席を立ちCに「ちょい見てくるわ・・・一人にして大丈夫?」と悪ふざけで言った。
さっきまで怖い話をしてたので、脅かすつもりで言ったんやけどね。
それを察したCは「ちょっと待ってくださいよ~」って俺についてきた。
ドアまであと少しのとこまで着たその時「ドン!」「ドン!」と、何かが物に当たるような音が店中に響いた。
音はずっと鳴り続けてたんやけど2、3発目でドアまで走った。
で、ドアから店の様子を伺った。
背中ごしの町のざわめきだけが俺を勇気づけたのを覚えてる。
しばらく見てるとテレビに映る映像がゆっくりになったり速くなったりしだした。
これはまずい・・・と思った瞬間にトイレのドアが物凄い勢いで開いた。
トイレの開いた衝撃が凄くてさすがに逃げた。
これ以上長くなるとアレなので、短くラストを話すと、先輩Dはカウンターの陰に女がいるのが見えたらしいので逃げたと。
Cはその後、鬱病を理由に店を辞めた。
本当に鬱になったかもだけど・・・俺も今は違う仕事してます。
全部実話です。
その頃俺は体験してないし、はっきり言って信用してなかった。
こんなこと言うと一気に嘘臭くなるかもしれないけど、俺は結構、霊感があると思う。
変な場所に行ったり、変なこと起きてるときは体全体が悪感を感じる。
話しずれたけど、当時は、それすらなかったから余計信用できんかったんよ。
で、店のホストに一人自分も霊感あるって奴がおったんよね。
そいつとある日とんでもないもん見てしまった。
接客中のことやったんやけど、ふとトイレの方見ると、トイレから厨房に向かって煙みたいな塊が通過してったんよ。
煙草の煙とは明らかに違うからめっちゃ驚いたんやけど、その時は接客中やし、やりすごしたんよね。
で、閉店してしばらくしたら霊感のある後輩のCが俺と全く同じもの見たって話しはじめた。
「俺も見たよ」って言ったら若い奴らが調子にのって、トイレ入って電気消したりしてはしゃいでた。
そしたら店長が怒ったので、その日はそれで終わり。
んで翌日。
客が来るまで昨日の話で盛り上がってた。
その時6人くらいでテーブル囲んで話してたんだが、一人が立ち上がってトイレに行った。
「こんな話してトイレ行けるなんて勇気あるな~」と思ったら案の定ハプニングが起きた。
「ドアが開かん」
トイレに言った奴が突然そんなこと言い始めた。
俺も近づいてトイレ見たけど、鍵が閉まってたんよね。
もちろん誰も入ってないのはわかってた。
鍵は外からも硬貨使ったら開け閉め出来るタイプだったので開けたんやけど・・・。
まぁ、みんなトイレに行った奴がフザケテ閉めたって思ってた。
トイレに行った奴は否定してたけど、俺もそいつを疑ってた。
でも、数日して営業中に後輩Oと、トイレの横に立ってると「ガチャ」って音がした。
俺とOは長い時間そこに居たので誰も居ないのは知っている。
俺とOは顔を見合わせた。
で、俺がドアを開けようとしたんやけど、やっぱり開かなかった。
驚いたが、また硬貨を使ってあけました。
数日後。
オーナーに会う機会があったので、そのことを話した。
笑い飛ばされるかと思ったがオーナーは真剣に聞いてくれた。
それどころか、そういうのに詳しい人を、数日後に連れてきた。
その人が来たとき居たのは俺と店長とオーナーの四人だった。
その人は店の正面を外から見ただけで「あそこにトイレか流しありますよね?」と、答えた。
トイレの場所いい当てたのは驚いたが更に「あそこにいますね」って言ってきた。
それを聞いた俺は背筋が凍った。
結局その人に対処法を聞いて解散になった。
オーナーには「この3人の秘密」ということで固く口止めされた。
で、次の日からトイレに酒と塩を置くことになった。
なるべく綺麗にするようにとも言われたので掃除もした。
んで、しばらく何も起きなくなったので成仏したんかな?って思って塩や酒を置かなくなったし、掃除も適当になった。
・・・油断してたんだよね。
それからまたしばらく立ち、開店前にまたトイレの話になった。
その時居たのは三人。
霊感の強いCと先輩のDそして俺。
トイレの話は笑い話になってたよ。
・・・でも最悪の事件が起きた。
急にDが立ち上がった。
「どうしたんすか?」
立ち去るDに呼び掛けたけど足早に店の外に出た。
その時はあんまり気にせずCと話を続けた。
しばらくしてあまりにもDの戻りが遅いので見に行くことにした。
席を立ちCに「ちょい見てくるわ・・・一人にして大丈夫?」と悪ふざけで言った。
さっきまで怖い話をしてたので、脅かすつもりで言ったんやけどね。
それを察したCは「ちょっと待ってくださいよ~」って俺についてきた。
ドアまであと少しのとこまで着たその時「ドン!」「ドン!」と、何かが物に当たるような音が店中に響いた。
音はずっと鳴り続けてたんやけど2、3発目でドアまで走った。
で、ドアから店の様子を伺った。
背中ごしの町のざわめきだけが俺を勇気づけたのを覚えてる。
しばらく見てるとテレビに映る映像がゆっくりになったり速くなったりしだした。
これはまずい・・・と思った瞬間にトイレのドアが物凄い勢いで開いた。
トイレの開いた衝撃が凄くてさすがに逃げた。
これ以上長くなるとアレなので、短くラストを話すと、先輩Dはカウンターの陰に女がいるのが見えたらしいので逃げたと。
Cはその後、鬱病を理由に店を辞めた。
本当に鬱になったかもだけど・・・俺も今は違う仕事してます。
全部実話です。
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