中学生の時の体験を書かせて下さい。

当時、親の仕事でヨーロッパに引っ越したばかりで、なかなか友達ができないし、言語の壁ハンパねえ!って感じで、自然とネトゲにハマってしまった。
真っ暗な部屋で深夜から明け方にかけてパーティ組んで狩りをしたり、ネットサーフィンしたりがデフォになってたある日、いつも通りパソコンを弄ってたら、河童みたいな顔つきの若い男が、パソコンのすぐ後ろで横になって頭に片肘ついてにやにやしながらこっち見てた。

でかめなローテーブルの上にパソコン置いてたんだけど・・・想像できるかな?
河童みたいなって表現ザックリしすぎだけど、なんというか、人っぽいんだけど、なんか河童みたいにも見えるというか・・・。
わかりづらくてごめん。

パソコンの明かりだけで見えてるから、なんかその河童みたいな人の周りはモヤッとしてて、より幽霊っぽい感じがした。
そんで、その横になった頭付近に女が立ってた。

河童には恐怖心はあまりなかったけど、こっちはちょっと怖かった。

貞子みたいに髪長くて黒くて顔がよく見えない。
白い服きてぼーっと突っ立ってた。
どっちにしろ声を上げて驚くほどではなくて、『な、なに突然!』くらいに思った。

そしたら、その河童が「ねえねえ」って声をかけてきた。
ニヤニヤしながら、「そんなんでいいの?本当にいいの?ねえ?」って話しかけてきた。

そこからはどのくらいの時間かはわからないんだけど、ひたすら「ねえ、いいの?」って話しかけてくるのに対して、「うるさい」とか「消えろ」とか返してた。

貞子はなにも喋らなかった。
そしたらなんの前触れもなく気づいたら居なくなってた。
それ以降、河童も貞子も見たことがない。

少し経って友達にこの話をしたら、「ちょっと前に同じ話をネットの掲示板で見た気がする」って言ってたから、すごい気になってた。

7年くらい前の話だから、少し曖昧なんだけど、特に怖い系でもないけど、見てくれてありがとう。