小1のときの話。
夏休みに母の実家に遊びに行っていました。

母の実家は海沿いで、浅瀬や自然侵食された岩があり興味そそられて、散策に夢中になっていました。
散策の道すがら、とても気に入った場所を見つけて『秘密基地』と名づけて、そこで半日過ごした後に帰りました。

しかし・・・翌日以降『秘密基地』には辿りつけませんでした。
道順は合っているのに、雑木林のみ。

母の実家に泊まっている間中『秘密基地』を探し回ったけど、どうしても行くことが出来ずに夏休みを終えました。

それから25年経ち、旅行で訪れた離れ小島を散策した時に昔、『秘密基地』指定した場所と似た場所を見つけました。

その場所に降り立ってみると「私は昔ここに来ている!!」となぜか直感で思い全身に鳥肌が立ちました。

その時つぶやいた言葉が「繋がってる」でした。
なんでそんな言葉が不意に出てきたのか不明ですが。

母の実家も、旅行先の離れ小島も海に近く、風景が似てたからだろうけど、初めて行く場所に懐かしさを覚えるなんて。

すごく不思議に思った体験でした。