連レスになるけど。
眠れないから高校生の時のことを書く。
俺の高校は東京の某都立高校。
10月の文化祭シーズンで、高校2年の俺は文化祭実行委員だった。
俺は同じ委員の先輩に結構可愛がられてたんだけど、俗に言う見える人だった。
その先輩は子供の頃から霊が普通に見えて、しょっちゅう親に神社へ連れてかれて、お払いを受けてないとまともに生活が送れないような幼少期を過ごしてたらしい。
俺と出会った時は既にに対処方法とかも心得てて、自分で対応してた。
俺は俺で子供の頃かから水木しげるの大ファン、たまに見える、聞こえる位。
先輩がそっちの人だって知った時は嬉しくて色々話を聞いてた。
眠れないから高校生の時のことを書く。
俺の高校は東京の某都立高校。
10月の文化祭シーズンで、高校2年の俺は文化祭実行委員だった。
俺は同じ委員の先輩に結構可愛がられてたんだけど、俗に言う見える人だった。
その先輩は子供の頃から霊が普通に見えて、しょっちゅう親に神社へ連れてかれて、お払いを受けてないとまともに生活が送れないような幼少期を過ごしてたらしい。
俺と出会った時は既にに対処方法とかも心得てて、自分で対応してた。
俺は俺で子供の頃かから水木しげるの大ファン、たまに見える、聞こえる位。
先輩がそっちの人だって知った時は嬉しくて色々話を聞いてた。
先輩の話によると、どうやらウチの高校自体がけっこう出る所らしい。
中でも体育館。
霊道っていうのかな、霊の通り道に当たるらしく、通りすがり的なものも居れば、居付いてるのも居るらしい。
文化祭前日の放課後、5人(俺、先輩、A、B、C)で体育館の舞台上の飾りつけや、緞帳の整理をしていると先輩が俺のトコに来て「◯◯くん、小学生の子が居るけど気にしないでね」って言ってった。
一瞬何のことか分からなかったんだけど、とりあえず「・・・はい(?)」って感じで生返事をした。
Cはやる気が無いようで、飾りの入ったダンボールで遊んでた。
それから1時間くらいかな。
黙々と和気藹々の中間くらいの雰囲気でみんなで準備を進めてて、すっかり夕方が終わろうとしてた。
幕を降ろした状態で舞台下手側で作業をしてた時に、「なにしてるのかな?」と上手側から同級生のAの声がした。
声の方を見てみると、下手側の俺と対象の作業をしてたAが、幕の淵から顔だけ出した女の子に話しかけてた。
一緒に作業してたBもAの所で女の子に話しかけてる。
Cはその横で椅子に座ったまま寝てた。
舞台の横幅自体が結構あるのと、俺の視力自体が結構悪いのもあって、女の子の髪型とか、表情はほとんど見えなかったんだけど、話しかけてきてるAとBを見てたと思ったら、急に首をグリっと回して俺を見た。
動きの気持ち悪さに俺は一瞬引いた。
物理的に無理な動きをしたわけじゃないんだけど、「グリっっ」てか、「グリン」って擬音がちょうど良さそうな動き。
うぇ・・・っ!!!て思った瞬間、女の子がニタぁって笑った。
距離は結構ある。
俺の目は悪い。
でもニタぁっと笑ったのがはっきり分かった。
ものすごい違和感に混乱してたら女の子の口が動いた。
「あそぼ」って・・・。
声だけが耳の横で聞こえた。
女の子の可愛い声だった。
相変わらずAとBは女の子に話しかけてる。
俺一人が異様に感じてるのか、一人でてんぱって混乱してた。
パン!!!
いきなり先輩に頬を張られてた。
先輩は俺の両肩を掴んで、眼を正面から見据えて「ダメ」とだけ言った。
俺はいきなり張られてそっちで混乱してたけど、違和感からは開放されてた。
いつもは優しく、口調も穏やかな先輩は女の子の方を向くと、普段の先輩からは考えられないような厳しい口調で、「去れ!」と言い放った。
AとBも唖然・・・。
女の子はいつの間にか居なくなってた。
先輩はアイアンクローみたいに俺の顔を掴んで自分に向けさせ「◯◯くん、小学生の子が居るけど気にしないでって言ってたでしょ」と、さっきとは全然違うけど、ちょっと厳しい口調で言われた。
どうやら、AとBが普通に話しかけてた女の子が、先輩の言ってたその「小学生の子」だったらしい。
あんなにも普通にあっちの世界の人が居たことに俺はびっくりした。
中でも体育館。
霊道っていうのかな、霊の通り道に当たるらしく、通りすがり的なものも居れば、居付いてるのも居るらしい。
文化祭前日の放課後、5人(俺、先輩、A、B、C)で体育館の舞台上の飾りつけや、緞帳の整理をしていると先輩が俺のトコに来て「◯◯くん、小学生の子が居るけど気にしないでね」って言ってった。
一瞬何のことか分からなかったんだけど、とりあえず「・・・はい(?)」って感じで生返事をした。
Cはやる気が無いようで、飾りの入ったダンボールで遊んでた。
それから1時間くらいかな。
黙々と和気藹々の中間くらいの雰囲気でみんなで準備を進めてて、すっかり夕方が終わろうとしてた。
幕を降ろした状態で舞台下手側で作業をしてた時に、「なにしてるのかな?」と上手側から同級生のAの声がした。
声の方を見てみると、下手側の俺と対象の作業をしてたAが、幕の淵から顔だけ出した女の子に話しかけてた。
一緒に作業してたBもAの所で女の子に話しかけてる。
Cはその横で椅子に座ったまま寝てた。
舞台の横幅自体が結構あるのと、俺の視力自体が結構悪いのもあって、女の子の髪型とか、表情はほとんど見えなかったんだけど、話しかけてきてるAとBを見てたと思ったら、急に首をグリっと回して俺を見た。
動きの気持ち悪さに俺は一瞬引いた。
物理的に無理な動きをしたわけじゃないんだけど、「グリっっ」てか、「グリン」って擬音がちょうど良さそうな動き。
うぇ・・・っ!!!て思った瞬間、女の子がニタぁって笑った。
距離は結構ある。
俺の目は悪い。
でもニタぁっと笑ったのがはっきり分かった。
ものすごい違和感に混乱してたら女の子の口が動いた。
「あそぼ」って・・・。
声だけが耳の横で聞こえた。
女の子の可愛い声だった。
相変わらずAとBは女の子に話しかけてる。
俺一人が異様に感じてるのか、一人でてんぱって混乱してた。
パン!!!
いきなり先輩に頬を張られてた。
先輩は俺の両肩を掴んで、眼を正面から見据えて「ダメ」とだけ言った。
俺はいきなり張られてそっちで混乱してたけど、違和感からは開放されてた。
いつもは優しく、口調も穏やかな先輩は女の子の方を向くと、普段の先輩からは考えられないような厳しい口調で、「去れ!」と言い放った。
AとBも唖然・・・。
女の子はいつの間にか居なくなってた。
先輩はアイアンクローみたいに俺の顔を掴んで自分に向けさせ「◯◯くん、小学生の子が居るけど気にしないでって言ってたでしょ」と、さっきとは全然違うけど、ちょっと厳しい口調で言われた。
どうやら、AとBが普通に話しかけてた女の子が、先輩の言ってたその「小学生の子」だったらしい。
あんなにも普通にあっちの世界の人が居たことに俺はびっくりした。
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