これは僕が実際にアルバイトをしていた、カラオケボックスで体験した実体験の話です。
僕が働いていたカラオケは、ちょくちょく心霊現象が起きるという噂があったんですよ。

例えば誰もいないのに、ハイヒールの歩く音が聞こえたり・・・。
誰もいない部屋からフロントに電話がかかってきたり・・・。
そんな心霊現象?がちょくちょくあるっていうのが、バイト仲間の中で噂になっていて・・・。

でも僕はそういう話をあまり信じてなかったんですね、そんなことないでしょうと。

でもそんなある日、深夜にアルバイトで働くことになって、お客さんからの注文で飲み物を部屋に提供しに行くことになったんですよ。
二階の部屋・・・長い廊下の突き当たりにある部屋に僕は飲み物を持っていったんです。

そうしたら、なんだか後ろから見られている??ような、そんな視線を感じたんです。
振り返ってみると、曲がり角の所に女の子が真横になって、こっちをずっと見てたんです。

「うあ!幽霊出た!!!」と思って、すぐに店長の所まで行って、「店長!幽霊出ました!噂は本当だったんですよ」って言ったんですけど、店長は、「何言ってるんだよ。気のせいだよ。気のせいに決まってるから。だから早く部屋の掃除してこい」と・・・。

絶対に見たのに・・・。
本当にハッキリ見たのにな・・・。

そう思いながらも、部屋を掃除していたら、キッチンのほうから、店長の凄い叫び声が聞こえたんです。

急いでキッチンまで行くと、店長がキッチンの上のほうにある小窓を指さしながら、腰を抜かして倒れてるんです。

「どうしたんですか?」って言ったら、店長が「あれみて・・・あれ・・・」って・・・。

小窓を見てみると、そこには髪の長い女の人が逆さまになって、こっちを睨んで見ていたんです。

数秒でその顔はフッと消えてしまったんですが、店長も“それ”を見てしまったので、一応は上層部に報告し、後日、お祓いをしてもらいました。