うちの祖母は霊感の強い人で、遺伝なのか私も幼稚園の頃まではよく見ていたらしい。
ただ影響を受ける?とかで祖母がお守りを作ってくれて私に持たせてからは「見えたよ」ってことは言わなくなったみたい。

そんな祖母の家に泊まりにいったときの話。
真っ暗だと寝れなかった私は豆球を付けて寝ようと祖母にせがんだ。
祖母は嫌がっていたが渋々了承、布団に入って眠りに落ちるのをじっと待ってたら祖母が私を見てゆっくりと話しだした。

祖母「夜はオバケが元気になる時間なのは分かるな?あんたがええならそれでもええんやけど、真っ暗に光があったらなそっちに行きたなるもんやねん」

どういう意味かはわからなかったけど、なんとなく私の近くに霊がいるんだなと分かった

どこにいるのか?と訪ねたら祖母は無言で私を指差した。

私の正面にいるらしい・・・。

怖すぎて泣くことも忘れてフリーズした私をみて祖母はちょっと笑って「豆球の灯りはオバケにとってすごく優しい光に見えんねん、夜に豆球は寄ってきやすいで覚えとき」といって電気を消しました。

厳しい人で「幽霊であろうと何であろうと、生きてる人間の方が強い絶対に負けるな」と言うのがモットーの人で私も幼稚園に入ってすぐお不動さんの真言を覚えされられたりしたw
他にも知り合いに頼まれてお札書いてあげたらそれが強すぎて人格もっちゃったりとか本当に強いばあちゃんだった。

祖母が亡くなったと言う話を人づてに聞いてなんだか懐かしくなったので書き込ませていただきました。