小学生の頃の話。

学校から15分くらい離れた所に「円の森」と呼ばれてる森があった。
上空から見ると円になっているらしく、自転車で一周すると8分くらいかかる結構大きい森。
中は鬱蒼としていて、入ったことはなかったけど、よく友達と周りをタイムアタックと称して走り回ってた。

ある日、周りを友達と走っていると急に天気が悪くなった。

「天気予報外れたかー」なんて言ってたらなぜか国道沿いに出た。

森は町の外れにあるから周りを走っていて国道に出ることなんてありえない。
数百メートル走るとそこは森から数キロ離れた駅。

いわゆるワープしちゃったわけだ・・・。
友達もいたから勘違いじゃない。

いまだに不思議な話。