親戚の話。

Aは若い頃に結構ヤンチャをやっていた奴で、度胸試しと称して色んなアホをやるタイプ。
その中には当たり前のように、心霊スポットに行って無茶苦茶をやって霊を怒らせるwみたいなのもあって、そしてこれまた当然の流れで「あの日からどうも調子がおかしい・・・誰もいないのに笑い声とかする・・・」となった。

自分じゃどうしようもないから、横の繋がりを頼って「こいつはガチで霊とか見えるし」って奴に渡りをつけて、自分がどうなってるのか見てもらうことになった。

そして見てもらう当日、待ち合わせの峠(そいつは暴走族でもあった)に行くと、その霊感がある奴はAを見るなり大爆笑。
Aはなんか心配になって「なに笑ってんだよ~俺どうなってんだよ~」と聞いてみると、「お前なにしたんだよ!バカみたいなのがくっついてるぞ!お前の肩の上で逆立ちしてるwww」と大笑いされたという。

笑いが収まった後のそいつが言うには、たぶん単なるバカで悪いのじゃないからほっとけ、とのことで、実際「バカなら大丈夫か」で無視してたら、その内に変なこともなくなったという。

親戚は「道理でやたらと肩が重いと思ってたんだよ、肩の上でバカが逆立ちしてりゃそりゃ重いわなw」とその話を〆てくれた。