オカルトか迷ったけどこちらに。
私がアスペルガーなので理解できない文章だったらごめんなさい。
嘘だと思われても仕方ないんだけど、私は夢で物事の真相を見ることがある。
覚えてないが幼い頃は頻繁に予知夢を見ていたらしいので、そういう体質なんだと思う。
そんな私が4歳かそこらの頃、夢を見た。
夢の中の目線は低く、私は体を素早く動かしてとても人間とは思えぬスピードで村の中を駆け回り、飛び上がり、隙間をかいくぐって我が家まできた。
ここはなかなか居心地がいい場所だ。
私がアスペルガーなので理解できない文章だったらごめんなさい。
嘘だと思われても仕方ないんだけど、私は夢で物事の真相を見ることがある。
覚えてないが幼い頃は頻繁に予知夢を見ていたらしいので、そういう体質なんだと思う。
そんな私が4歳かそこらの頃、夢を見た。
夢の中の目線は低く、私は体を素早く動かしてとても人間とは思えぬスピードで村の中を駆け回り、飛び上がり、隙間をかいくぐって我が家まできた。
ここはなかなか居心地がいい場所だ。
私はそう思って庭の納戸の中に入り込んで古い毛布にくるまった。
納戸なんて普段誰も近づかないんだけど、妙にはっきりと夢を覚えていたので納戸の古い毛布を見に行った。
そこに茶色い野良猫が住み着いていた。
あの夢はこの猫の体験だったようだ。
気がつけば猫はチャと名付けられて我が家で飼われることとなった。
不思議と人馴れしており、首輪をつけて古い鳥かごの中に毛布を入れて新しい寝床を作ってやり、トイレを準備してやったら住み着いた。
それから5年ほどたったころ、私はまた鮮明な夢を見た。
私はチャの寝床の前に立っており、チャは寝床の中から何かを見ていた。
チャの視線の先にはチャよりふてぶてしいどことなくおデブな茶色い猫。
チャは無言で寝床をあとにすると、チャの寝床にそのふてぶてしい猫が居座った。
チャは何も言わずに去っていった。
翌朝目を覚ますと寝床にチャの姿はなく、かわりにあのふてぶてしい猫がさも当然のように居座っていた。
なぜか家族は何も言わず、チャ二世をチャと同じように世話した。
チャ二世がきてから数年、私が中校生になり、まわりと馴染めない異質な自分を強く意識するようになり、学校生活が送れずに不登校になった頃、昼寝の折また夢を見た。
チャ二世が散歩していると、狼みたいな犬が追いかけてきた。
チャ二世は必死に逃げるが、犬は追いかける。
そこで目をさまして外に飛び出すと、チャ二世が石垣の上にのぼり、その下で先程の犬が吠えまくっていた。
そして間もなく家族に犬が加わった。
名前を考える前、仮にワンワンと呼んでいたら名前を覚えてしまったのでワンになった。
ワンが来てから家族はなんとなく変わった。
母は私が不登校なのをサボりだ怠けだと思っていたみたいだけど、ようやく病院に連れて行ってくれて、アスペルガーだと診断された。
それまで普通の子供として振る舞うように強制され、母の理解を得られなかった私はうつ病と摂食障害も引き起こしてた。
それからは病院に入院し、治療が始まった。
病院にいる間、また夢を見た。
夢の中でも私は眠っていて、そこに来るはずのないチャ二世がやってきた。
チャ二世は私にお別れを言うと去っていった。
翌朝目を覚ますと家族からチャ二世がいなくなったと告げられた。
チャ二世がいなくなってから3年、社会復帰ができないほどボロボロになってた私はまた夢を見た。
今度はワンが私にお別れを言っていた。
翌日ワンが静かに亡くなっていた。
ワンが亡くなってから10年ほど、なんとか外に出られるようになった私が同じ自閉症で苦しむ人や関係者と話していたとき、なんとなく上記の話をした。
「自閉症の人って、時々不思議な才能を発揮することがある。あなたはまだ知られていない才能を発揮したのでは?」とそんなことを言われた。
いまでも夢がなんだったのか気になるけれど、私は三匹がいなかったらうつ病か摂食障害で死んでいたと思う。
今だって実の親とさえまともに意思疎通できなくて、生きてるのが辛くて苦しいこともある。
でも三匹がくれた命だし、アスペルガー特有の過集中とこだわりを利用してできる仕事も手に入れた。
あの夢がなんにせよ、三匹がくれた命を大切にしようと思う。
納戸なんて普段誰も近づかないんだけど、妙にはっきりと夢を覚えていたので納戸の古い毛布を見に行った。
そこに茶色い野良猫が住み着いていた。
あの夢はこの猫の体験だったようだ。
気がつけば猫はチャと名付けられて我が家で飼われることとなった。
不思議と人馴れしており、首輪をつけて古い鳥かごの中に毛布を入れて新しい寝床を作ってやり、トイレを準備してやったら住み着いた。
それから5年ほどたったころ、私はまた鮮明な夢を見た。
私はチャの寝床の前に立っており、チャは寝床の中から何かを見ていた。
チャの視線の先にはチャよりふてぶてしいどことなくおデブな茶色い猫。
チャは無言で寝床をあとにすると、チャの寝床にそのふてぶてしい猫が居座った。
チャは何も言わずに去っていった。
翌朝目を覚ますと寝床にチャの姿はなく、かわりにあのふてぶてしい猫がさも当然のように居座っていた。
なぜか家族は何も言わず、チャ二世をチャと同じように世話した。
チャ二世がきてから数年、私が中校生になり、まわりと馴染めない異質な自分を強く意識するようになり、学校生活が送れずに不登校になった頃、昼寝の折また夢を見た。
チャ二世が散歩していると、狼みたいな犬が追いかけてきた。
チャ二世は必死に逃げるが、犬は追いかける。
そこで目をさまして外に飛び出すと、チャ二世が石垣の上にのぼり、その下で先程の犬が吠えまくっていた。
そして間もなく家族に犬が加わった。
名前を考える前、仮にワンワンと呼んでいたら名前を覚えてしまったのでワンになった。
ワンが来てから家族はなんとなく変わった。
母は私が不登校なのをサボりだ怠けだと思っていたみたいだけど、ようやく病院に連れて行ってくれて、アスペルガーだと診断された。
それまで普通の子供として振る舞うように強制され、母の理解を得られなかった私はうつ病と摂食障害も引き起こしてた。
それからは病院に入院し、治療が始まった。
病院にいる間、また夢を見た。
夢の中でも私は眠っていて、そこに来るはずのないチャ二世がやってきた。
チャ二世は私にお別れを言うと去っていった。
翌朝目を覚ますと家族からチャ二世がいなくなったと告げられた。
チャ二世がいなくなってから3年、社会復帰ができないほどボロボロになってた私はまた夢を見た。
今度はワンが私にお別れを言っていた。
翌日ワンが静かに亡くなっていた。
ワンが亡くなってから10年ほど、なんとか外に出られるようになった私が同じ自閉症で苦しむ人や関係者と話していたとき、なんとなく上記の話をした。
「自閉症の人って、時々不思議な才能を発揮することがある。あなたはまだ知られていない才能を発揮したのでは?」とそんなことを言われた。
いまでも夢がなんだったのか気になるけれど、私は三匹がいなかったらうつ病か摂食障害で死んでいたと思う。
今だって実の親とさえまともに意思疎通できなくて、生きてるのが辛くて苦しいこともある。
でも三匹がくれた命だし、アスペルガー特有の過集中とこだわりを利用してできる仕事も手に入れた。
あの夢がなんにせよ、三匹がくれた命を大切にしようと思う。
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