今回は職場の先輩が実際に体験したお話をさせて頂きます。
会社が東京の中ではかなり田舎な方にあるのですが、その職場の近くにその先輩は住んでいました。(以後Oさんとします)
Oさんの住んでいるアパートは結構築年数が古く、雰囲気的にもどんよりした物を感じるアパートです。
そのお話を経験する直前に、実際そのアパートでは人が病死していたようです。
発見されたときには死後時間も経っていたようで、においも相当な物だったと語っていました。
警察も来て大変な騒ぎだったそうです。
会社が東京の中ではかなり田舎な方にあるのですが、その職場の近くにその先輩は住んでいました。(以後Oさんとします)
Oさんの住んでいるアパートは結構築年数が古く、雰囲気的にもどんよりした物を感じるアパートです。
そのお話を経験する直前に、実際そのアパートでは人が病死していたようです。
発見されたときには死後時間も経っていたようで、においも相当な物だったと語っていました。
警察も来て大変な騒ぎだったそうです。
そのアパートの2階にOさんは住んでいました。
その体験をされたのは、この一件が落ち着いたときだったそうです。
Oさんは寝付きが良い方ではなく、その日もなかなか寝付けずぼんやりテレビを眺めていました。
しばらくするとすこし眠くなってきたので、テレビと電気を消し、さあ寝ようと布団に潜り込みました。
しばらくたってウトウトしかけたとき、急に玄関のドアを叩く音と、声が聞こえたそうです。
その鳴り方と声というのが、「コンコンコン、コンコンコン・・・助けて下さい助けて下さい」「コンコンコン、コンコンコン・・・助けて下さい助けて下さい」という音と声でした。
「助けて下さい」というのは女性の声で、それが何度も何度も聞こえるそうなのです。
時計を見ると、午前2時過ぎ。
「こんな時間に女性が・・?」と不審に思ったそうなのですが、その地域は治安もあまりいい方ではなく、近頃は大変な事件もあったり何かと物騒なので、何か事件性のある物だったら大変だと思い、玄関に向かったそうなんです。
玄関に近づくと、声はなくなり、「コンコンコン、コンコンコン」という音だけになっていました。
Oさんは一瞬不気味な雰囲気を感じ躊躇したのですが、意を決してドアノブを握りました。
その時です。
全身にビビッと強烈な物を感じ、ドアの向こう側から凄まじい威圧感を覚え、そのまま体が硬直してしまったのです。
「ヤバイ、動けない・・・」
ドアの向こうに、なにかとてつもなくイヤなモノがいる。
動けない体でそんなことを考えている間も、目の前のドアを「コンコンコン、コンコンコン」「コンコンコン、コンコンコン」と叩く音は続いていました。
全身に寒気が走っているのに、じっとりとした汗が止めどなく流れてきて、どうしたらいいか分からなくなっている時に、不意に階下から「ウゥゥォー」という20人ほどの男性の叫び声が聞こえてきたそうです。
こんな時間にそんな人数で叫び声を発するなんて、絶対おかしい。
Oさんはもうどうすることも出来ず、その場に立ちすくんでいました。
しばらくすると玄関をノックする音と叫び声がパッと止みました。
急に動けるようになったOさんは、その場から2、3歩後ろずさり、その場にへたり込んでしまったそうです。
あれは何だったのだろう・・・。
とりあえず階下に住んでいる別の友人になにか変わったことはなかったか聴こうと思い、「昨日、なんか大人数の集団がなんか騒いでなかった?」と訊くと「いや、俺昨日4時頃まで起きてたけど、なんもなかったと思うよ」という返事。
Oさんは怖がらせるのも良くないと思い、自分の中にしまい込んでいたそうです。
以来、その部屋で寝ていて、音がするので起きてみたら、押し入れのふすまが少し開いていて、そのスキマから白い腕が出ていてカレンダーをパラパラめくっていた・・・ということもちょくちょく起こるそうです。
あの一件で耐性が少し付いたのか、その時は「起き上がって電気をつけて、カレンダーをクシャクシャ丸め込みゴミ箱に捨てて、ふすまをガッと閉めてまた寝た」と平然と語っていました。
いまだにOさんはそのアパートに住み続けています。
その体験をされたのは、この一件が落ち着いたときだったそうです。
Oさんは寝付きが良い方ではなく、その日もなかなか寝付けずぼんやりテレビを眺めていました。
しばらくするとすこし眠くなってきたので、テレビと電気を消し、さあ寝ようと布団に潜り込みました。
しばらくたってウトウトしかけたとき、急に玄関のドアを叩く音と、声が聞こえたそうです。
その鳴り方と声というのが、「コンコンコン、コンコンコン・・・助けて下さい助けて下さい」「コンコンコン、コンコンコン・・・助けて下さい助けて下さい」という音と声でした。
「助けて下さい」というのは女性の声で、それが何度も何度も聞こえるそうなのです。
時計を見ると、午前2時過ぎ。
「こんな時間に女性が・・?」と不審に思ったそうなのですが、その地域は治安もあまりいい方ではなく、近頃は大変な事件もあったり何かと物騒なので、何か事件性のある物だったら大変だと思い、玄関に向かったそうなんです。
玄関に近づくと、声はなくなり、「コンコンコン、コンコンコン」という音だけになっていました。
Oさんは一瞬不気味な雰囲気を感じ躊躇したのですが、意を決してドアノブを握りました。
その時です。
全身にビビッと強烈な物を感じ、ドアの向こう側から凄まじい威圧感を覚え、そのまま体が硬直してしまったのです。
「ヤバイ、動けない・・・」
ドアの向こうに、なにかとてつもなくイヤなモノがいる。
動けない体でそんなことを考えている間も、目の前のドアを「コンコンコン、コンコンコン」「コンコンコン、コンコンコン」と叩く音は続いていました。
全身に寒気が走っているのに、じっとりとした汗が止めどなく流れてきて、どうしたらいいか分からなくなっている時に、不意に階下から「ウゥゥォー」という20人ほどの男性の叫び声が聞こえてきたそうです。
こんな時間にそんな人数で叫び声を発するなんて、絶対おかしい。
Oさんはもうどうすることも出来ず、その場に立ちすくんでいました。
しばらくすると玄関をノックする音と叫び声がパッと止みました。
急に動けるようになったOさんは、その場から2、3歩後ろずさり、その場にへたり込んでしまったそうです。
あれは何だったのだろう・・・。
とりあえず階下に住んでいる別の友人になにか変わったことはなかったか聴こうと思い、「昨日、なんか大人数の集団がなんか騒いでなかった?」と訊くと「いや、俺昨日4時頃まで起きてたけど、なんもなかったと思うよ」という返事。
Oさんは怖がらせるのも良くないと思い、自分の中にしまい込んでいたそうです。
以来、その部屋で寝ていて、音がするので起きてみたら、押し入れのふすまが少し開いていて、そのスキマから白い腕が出ていてカレンダーをパラパラめくっていた・・・ということもちょくちょく起こるそうです。
あの一件で耐性が少し付いたのか、その時は「起き上がって電気をつけて、カレンダーをクシャクシャ丸め込みゴミ箱に捨てて、ふすまをガッと閉めてまた寝た」と平然と語っていました。
いまだにOさんはそのアパートに住み続けています。
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