引っ越ししたくて、不動産屋で部屋探ししている。
金がないので、安い部屋を優先的に探していたら、わけあり物件ですが・・と、いくつか紹介してくれた。
さすがにヤ◯ザとか外国人、キチ絡みは嫌だけれど、それ以外ならいいかなと三部屋教えてもらい、見て回ることにした。
一件目は、病死の部屋。
臭いもしないし、綺麗だけど暗い・・・日当たりが悪い。
金がないので、安い部屋を優先的に探していたら、わけあり物件ですが・・と、いくつか紹介してくれた。
さすがにヤ◯ザとか外国人、キチ絡みは嫌だけれど、それ以外ならいいかなと三部屋教えてもらい、見て回ることにした。
一件目は、病死の部屋。
臭いもしないし、綺麗だけど暗い・・・日当たりが悪い。
二件目は、自殺の部屋。
首吊りと聞いたけど、そんな首を吊れるような場所はなくて、ふっと部屋を見回していたらドアノブが気になった。
不動産屋「あ、わかります?」
そう言われて、ドアノブで首吊りしたのを教えてもらった。
三件目は、人が寄り付かない部屋。
死人は出ないけど、なぜか一ヶ月しないうちに人が出てく・・・最短三日。
最上階のその部屋のある階に降りた瞬間、寒くないのに鳥肌。
気持ち悪いな、と思いつつ部屋に入ろうと不動産屋が鍵を挿した時に、水音が部屋から聞こえた。
他の部屋かも?と思いながらドアを開けてもらった途端、異臭がした。
死臭みたいな臭いだけど、湿った感じがする。
顔をしかめてしまうと、不動産屋も気づいたみたいで、入るのを二人とも躊躇ってしまった。
不動産屋「見るのをやめます?」
そう聞かれた瞬間、部屋の中でバタンとドアの閉まる音がした。
霊!?と焦ったけれど、「真昼間の晴れた陽射しにありえないですよねー」と、気のせいと二人で笑って中に入ることにした。
臭いは凄いけど、下水からじゃない。
部屋全体が臭うみたいで、気持ち悪い。
それに視線を感じる気もするけど、ともかくと二人で部屋を回った。
三部屋あるのに、家賃は三万以下、風呂、トイレ別でエレベーターあり。
ここにしようかな・・・と迷った時にばしゃばしゃと水音がまた聞こえた。
慌ててキッチンと風呂場を見たけど、水は出てない。
不動産屋と壁が薄いのかも、と話していたらベランダに人影が見えた。
すりガラスじゃないはずなのに、ベランダに立ってる横向きの黒い人影の姿がぼやけてみえない。
距離は二メートルくらい。
女・・・くらいしかわからなくて、なんだか横向きだけど、にやにや笑ってるように見えた。
ばしゃっとバケツをひっくり返すような音が聞こえて、女が立ってるベランダからガラス戸に水が跳ねたような気がした。
女の顔がゆっくりとこちらに向いてこようとしてるのがわかって、不動産屋と二人で玄関へダッシュ。
鍵を慌ててかけて、エレベーターへと駆け込んだ。
結局、一番最初の部屋に引っ越そうとしたけれど、今の部屋でベランダにあの女の姿が現れるようになってしまい、不動産屋と二人でお祓いに行くことになって、引っ越し資金がなくなってしまった。
訳あり物件、恐すぎ。
首吊りと聞いたけど、そんな首を吊れるような場所はなくて、ふっと部屋を見回していたらドアノブが気になった。
不動産屋「あ、わかります?」
そう言われて、ドアノブで首吊りしたのを教えてもらった。
三件目は、人が寄り付かない部屋。
死人は出ないけど、なぜか一ヶ月しないうちに人が出てく・・・最短三日。
最上階のその部屋のある階に降りた瞬間、寒くないのに鳥肌。
気持ち悪いな、と思いつつ部屋に入ろうと不動産屋が鍵を挿した時に、水音が部屋から聞こえた。
他の部屋かも?と思いながらドアを開けてもらった途端、異臭がした。
死臭みたいな臭いだけど、湿った感じがする。
顔をしかめてしまうと、不動産屋も気づいたみたいで、入るのを二人とも躊躇ってしまった。
不動産屋「見るのをやめます?」
そう聞かれた瞬間、部屋の中でバタンとドアの閉まる音がした。
霊!?と焦ったけれど、「真昼間の晴れた陽射しにありえないですよねー」と、気のせいと二人で笑って中に入ることにした。
臭いは凄いけど、下水からじゃない。
部屋全体が臭うみたいで、気持ち悪い。
それに視線を感じる気もするけど、ともかくと二人で部屋を回った。
三部屋あるのに、家賃は三万以下、風呂、トイレ別でエレベーターあり。
ここにしようかな・・・と迷った時にばしゃばしゃと水音がまた聞こえた。
慌ててキッチンと風呂場を見たけど、水は出てない。
不動産屋と壁が薄いのかも、と話していたらベランダに人影が見えた。
すりガラスじゃないはずなのに、ベランダに立ってる横向きの黒い人影の姿がぼやけてみえない。
距離は二メートルくらい。
女・・・くらいしかわからなくて、なんだか横向きだけど、にやにや笑ってるように見えた。
ばしゃっとバケツをひっくり返すような音が聞こえて、女が立ってるベランダからガラス戸に水が跳ねたような気がした。
女の顔がゆっくりとこちらに向いてこようとしてるのがわかって、不動産屋と二人で玄関へダッシュ。
鍵を慌ててかけて、エレベーターへと駆け込んだ。
結局、一番最初の部屋に引っ越そうとしたけれど、今の部屋でベランダにあの女の姿が現れるようになってしまい、不動産屋と二人でお祓いに行くことになって、引っ越し資金がなくなってしまった。
訳あり物件、恐すぎ。
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