先週の土日に、5歳となった娘を連れてばあちゃんの墓参りに行った。
生まれはここでは無いがどこか懐かしく、ゆったりとした時間はあっという間に過ぎ、帰る日となった日曜の夕方。
妻に娘は庭にいるから連れてきてと言われ、見に行く。
楽しそうに1人遊びをしている娘に声をかけ、車に先に乗らせた。

高速を走り始めてから1時間、娘はいまだに1人でヒソヒソ話しては楽しそうにニコニコしている。

妻「娘ちゃん。なんだか楽しそうねー。ママとパパもお話したいな」

俺「そうだなー。ちょっと寂しいな。でもまるで誰かと話をしているみたいだね?」

娘「そうだよ!◯◯ちゃんと話をしているの。朝から一緒なんだー。じいちゃんのこといっぱい教えてくれるよー!」

その◯◯とは、ばあちゃんの名前だった。
てかなに!?なんか連れてきちゃった!え?

ちょっと焦りながら爺さんことを聞くと、正確な答えが返ってくる。
これはマジだ、こんなに知っているはずがない。
それは娘が生まれる前のことにさえも答えられる。

俺「ばあちゃん!わかった!来月また行くから、今は帰ってwww」

わけもわからず半笑いになったパパに、「待ってるよ!だって!!」と娘が答える。

なんだかわからんまま3日経ってしまった今日。
ばあちゃんのアルバムを引っ張りだして娘に見せてみた。

「これ!ばあちゃんだーw」と指された写真には、20代のばあちゃんが写っていた。

疲れた今日は飲んで寝よう。