これは本当にあった話です。
古い話なので多少間違ってるところがあるかもしれません。

昭和55年、高校生たちがとあるアパートの一室で麻雀をしていました。
1人が何気なく窓の外を見たら、女の人が長い髪を振り乱して踊っていました。

「えっ」と思ったそうです。

その部屋はアパートの二階、座った状態で見える窓の外は空中のはずです。
そう、女の人は空中で踊っていたのです。

みんな大騒ぎになりました。
次の瞬間、躍っていた女の人が飛んできて、その部屋の窓ガラスにへばり付きました。
それは血だらけの幽霊でした。
部屋の中の人たちはパニック状態に。

その頃、隣の部屋の住人は、隣が騒がしいのでシンナーでもやって騒いでるんだろうと思い、その部屋に怒鳴り込んでいきました。

隣の部屋の住人がドアを開けぱっなしにして入ったため、幽霊が入ってきました。
何人かは窓から飛び降りて逃げました。

隣の住人は腰が抜けて動けません。

そして、その幽霊がダレなのかすぐに分かりました。
その幽霊は、数年前にその部屋で小学五年生の男の子に刺し殺された人でした。
部屋から逃げ出した一人が警察に通報して、警察も来て大騒ぎになったそうです。

次の日、新聞にその幽霊騒ぎが載ってました。