小学校の先生の話。

学生時代の同級生だか先輩だかに、とんでもない天才がいたんだそうな。
その才能を埋もれさせることを惜しんだ人々がお金を出し合い、海外に留学させることになった。

出発前日に壮行会が開かれ、そこでおきまりの胴上げがあったのだが、高い胴上げのあと運悪く受けとめそこね、打ち所が悪く背骨を骨折、天才は廃人同様になってしまったそうな・・・。

この話をしてくれた先生は、「みなさんも、背骨は大事にしましょう」と教訓を垂れていた。
そういうことじゃないだろうと思った。