キメラ・ハウスは、主にアメリカ合衆国で語られる。
共通する形式としては、深夜、3階建てから5階建て程度の巨大なビル内で、(遊園地にあるような)乗り物に乗って様々な恐怖をくぐりぬけるというアトラクション、いわゆる『ライド』が開催されている。

参加者はいくらかの金銭(おおむね20ドルから100ドルの間が多いという)を支払うが、フロアを制覇する毎に参加者は対価を得ることが出来ると説明される。

フロア毎に恐怖をかきたてる様々な仕掛けが施されているとされ、凶暴であったり、あるいは毒を持った生物やゾンビが待ち受けていたり、様々な超常現象が起こったりする。

大抵は「しかし、誰一人全ての階を踏破したものはいない」、あるいは「参加した人間の誰一人として戻って来ることはなかった」とされる。

アメリカ南部や中西部が舞台となる場合が多い。
残念ながらその実在が証明されたことはない。