ある女性が寝ていました。

不意に何か物音がするのでその女性は起きてしまいました。
怖くなった女性はベッドの下でいつも寝ている飼い犬のことを撫でて、気分を落ち着かせました。
そしたら、犬も女性のことをペロペロと舐めてくれました。

安心し、女性は眠ってしまいました。

しかし、次の日の朝、何とその犬がバラバラになって殺されていたのです。

女性は思いました。
あの物音は犬を殺している時の音だったのだと・・・。

すると、あの時自分の手を舐めたのは・・・ということが女性の頭をよぎりました。

ゾッとしてベッドの下を見ると、何か紙が落ちていました。
その紙には「人間でも舐めるんだよ」と血で書かれていたのです。