看護師をしている妹の話。
妹が深夜、病棟を巡回していると、椅子に腰をかけたおばあさんに会ったらしい。
妹が「Aさん、どうしたの?こんな所で・・・」と声をかけると、「トイレに行った帰りで・・・。ちょっと疲れたから休んでたんです」と返ってきた。
「そうですか。今日は寒いですし、早く病室に戻ってくださいね」と声をかけ妹が去ろうとすると、おばあさんが言った。
妹が深夜、病棟を巡回していると、椅子に腰をかけたおばあさんに会ったらしい。
妹が「Aさん、どうしたの?こんな所で・・・」と声をかけると、「トイレに行った帰りで・・・。ちょっと疲れたから休んでたんです」と返ってきた。
「そうですか。今日は寒いですし、早く病室に戻ってくださいね」と声をかけ妹が去ろうとすると、おばあさんが言った。
おばあさん「あの・・・看護婦さん、あの人達には声をかけないんですか?」
おばあさんの指差す方を見てみると、そこは昼間でも皆が気味悪がって近づきたがらない部屋の前だったという。
もちろん、誰もいない。
「いやだなあ。Aさん、だれもいませんよ」と妹が言うと、「看護婦さんには見えないんですね。ずっと楽しそうに話しているな・・・って見ていたのですが。そうですか・・・」
もちろん、その日の夜勤を妹がブルー気分で過ごしたのは言うまでもありません。
おばあさんの指差す方を見てみると、そこは昼間でも皆が気味悪がって近づきたがらない部屋の前だったという。
もちろん、誰もいない。
「いやだなあ。Aさん、だれもいませんよ」と妹が言うと、「看護婦さんには見えないんですね。ずっと楽しそうに話しているな・・・って見ていたのですが。そうですか・・・」
もちろん、その日の夜勤を妹がブルー気分で過ごしたのは言うまでもありません。
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