中学生の時に海で溺れた時の不思議な感覚。

自分は全く泳げない。
高波にさらわれた。
一瞬にして色々なことが頭をよぎった。

自分の葬式。
悲しむ親の顔。
もう死ぬと思ったら全てがどうでもよくなった。

なぜかとても気持ちよい開放感。
人間って死ぬ時はあっけないんだな~・・・と思った瞬間に誰かが腕を掴む。

沖に流されていたサーファーだった。
サーファーもびっくり。
お互い何で?状態。

とにかく二人でボードに捕まり足で漕いだ。

サーファーが大声で自分に「漕げ!漕げよ!」と怒鳴りつける。
二人でなんとか生還。

それから運とか偶然とかオカルト的なことに興味を持つようになった。