最近解決したばかりの私の体験を書こうと思う。

こういうのに書き込んだことがないから、乱文になって長くなるかもしれない。
両親から聞く話によると、私は生まれた時から何度も死にかけて、その度なにかしら後遺症は残ったとしても生き残る。
私は今まで事故などは数え切れないくらいしてきて、心肺停止や長期間の意識不明になっている。

例えば、母が私を出産する時は予定の3ヶ月早く陣痛が始まり、腹から出ても呼吸をしていなかったらしい。
でも、なんとか呼吸をして一命は取りとめたらしいけど未熟児の為、左手に重度の障害を持って生まれ、生後一年近くは呼吸器で生死の境を何度も行ったり来たりしていたらしい。

誰にも言っても信じてもらえないが、私は胎内にいる時からの記憶がある。
その記憶はというのは、真っ暗な場所に丸まっているのだが「お前は生まれるな、お前の家系を不幸にしてやる」など俺のことをひたすら呪うと言ってる声がひたすら聞こえていた。

だから、世間一般の胎児の記憶がある人とは違い、暖かい氣持ちではなく・・怖くとても寂しく寒い記憶だ。
だから逃げるように胎内から出たんだと思う。
でも、母の胎内から出た時に最初に見たのは医者とかの顔ではなく、ぼさぼさの髪で、痩せこけた血涙を流した女の人だった。
呼吸器の中での記憶はないのだが、怖かったという感覚は強烈に覚えている。

そこから記憶は一気に飛んで、次の記憶は3歳くらいになる。
私は左手の障害で半年間病院に入院をしていたのだが、よく幽霊なとに憑かれることが多く、その度父方の祖母にお世話になっていた。
祖母の家系は代々霊媒師的な仕事を生業にしていて、私はその血を濃く遺伝しており、今でも日常的に幽霊や妖などを見ている。

記憶がはっきりしてきた頃に胎児の時に見た女の人がいつも私を遠くから見ていることに気付いた。
しかも、その女の人が近づくと必ず病気や事故を起こす。

私から10m近くまで近づくと必ず後遺症は必ず残るくらいの災難が降りかかる。
私の両親は新興宗教を信仰しており、こういった心霊は一切信じてはいなくさすがにこの家に居たら長くは生きられないと思い、父方の祖母の家に居候することになった。

居候する時に祖母と祖母の仕事を手伝っている叔父に聞いたのだが、私の家系は代々祟られているとのこと。

話に聞くと、呪術的なことをし始めた先祖は当初は雨乞いなどの人の為になる善行を行っていたそうだが、年月を過ぎるにつれ段々と人を呪ったりする悪行をするようになり、人を呪う為に近隣の村や身寄りのいない女性を生贄にし、呪術を行っていたらしい。

その数が100を超えたあたりから家系の誰かが、呪われ短命で終わることが増えたらしい。
私が見た女の人は先祖に生贄として殺された女性の怨念が集合体として私を殺そうとしているとこ事。

しかも、何百年も呪い続けて祖母の家系が払うことは出来ずとも丁重に鎮めているため、怨念の集合体の中にも元は女性の為母性らしきものが生まれ憑く人間を守り始めた一方、ロウソクの火が最後大きく燃えるように呪いも一番大きくなっているらしい。

私は日本で起きた大きな災害はほとんど体験しているが、そのたびに死にかけてはいるが生き残っている。

そうして、私は呪われながらも守られているという不思議な霊に長年憑かれていたのだが、先月の終わりにそれが終わったのだ。

なぜかというと呪いの力が最後の力を振り絞り私を本気で殺そうとし、守る力だけでは抑え込むことが出来なくなり、それと最後の全面的に戦わなければいけなくなった。

4月の始まり頃、なんとなく私や祖母などは感覚的に分かり、準備をしてきた。
一ヶ月は大学を休み、四隅を盛り塩をし、神社などでよく見る稲妻の形をした紙を貼った祭壇がある祖母の家の祈祷室に隠らなければいけないのだが、その時に全ての体毛を剃らなければいけない。

尚且つ自分ではなく他人にやってもらわなければいけなかった。
理由としては私自身の防御では効かない可能性があり、他人がした方が守る確立が上がるからだそうだ。

しかし、それをしてくれたのは、祖母ではなく二つ年上の叔父の娘さんだった。
娘さんは祖母の全盛期以上の霊能力があり、尚且つ人徳が高すぎるくらいあるため、守護としては最適であった。

思春期は過ぎたとはいえ、女性関係があまりなかった私からしたら身内からしても美人すぎる娘さんの前で全裸は恥ずかった。

私はその娘さんを長年惚れていたので、その人にやってもらうのは躊躇ったのだが、祖母は笑いながら死にたくなければ恥を捨てろと言われ、泣く泣く剃ってもらったのだが、正直一番辛かった。

髪も眉も全ての体毛を剃った後は、梵字のような物を身体中に書かれた。
その後はひたすら祖母と娘さんが守るように座りひたすらお経を唱えたのだが、しばらくすると盛り塩はどす黒く変色し、部屋はボルターガイストが起こり始めるのだか、構わずひたすらお経を唱えていた。

それが一ヶ月続いたのだが、最後の1日だけは違い、2人がお経を唱えているのだが、私には聞こえずひたすら女の人が悲しそうな声を上げ、部屋の外にいるのがはっきり分かった。

私も長年憑かれているので、感覚が少しリンクしていたのかとても悲しくそしてとても恨めしく思え何度も自分の首や体を掻きむしったのだが、お経が聞こえて始めるとゆっくりとその感覚がなくなっていき、最後は私の意識が途切れてしまった。

意識を失っている間、夢の中で私に憑いていた集合体が2人になっており、直感で私を呪おうとしているのと守ろうとしている人に分かれているのだと理解した。

私は2人を見ることしか出来ずにいた。
私はただひたすら申し訳なさとありがたさを感じ、2人に祈っていたら、2人が段々と透けて消えていくのが見えた。
2人が消えた直後、私は意識を取り戻し1ヶ月以上意識を失っていたと教えられた。

夢のことを祖母に説明すると、怨念の集合体は怨念は完全に沈静化し、あと数年きちんと祀ってやれば、成仏するとのことで、守ってくれていた方は無事に成仏したとこ事だ。

生まれてからずっと憑かれていたものがいなくなり、すっきりしたのはあるのだが、まだ違和感を感じて毎日を過ごしています。

下手で信じられないような話を見てくれた人にお礼を言いたいと思います。