30年近く前(4歳くらいだったと思う)の夜、自分の家の庭で変なものを見た。

隣にある従姉の家とは裏庭が繋がっていて敷地内別居位の距離だったので、寝る前のちょっとの間に年の離れた従姉達と入れ替えっこみたいに行き来していた。
その晩も入れ替えっこの帰り、従姉宅の勝手口を出てうちの敷地に入ろうとした時、地面から高さ1mくらいの所に白くてひょろっとした小人のようなものが立っていた。

立っていたというよりは空中に浮いていて、私を見ていた。

足があったのか無かったのか覚えてないけど、地面から浮かんでいた。
目が合った瞬間固まって動けなくなってしまった・・・。
怖かったからではなく、状況を把握できずにフリーズした感じ。

子供ながらにただの人形とかじゃなくて「生き物だ」と判断したにも関わらず、そいつから感情・気配みたいなものが感じられなかった。

目は白目が無く真っ黒で顔の半分近くありそうな大きさだった。
髪は無くて、真っ白で大きな頭に小さなあご。
私はとにかく時間が止まったみたいに固まってた。

しばらくして従姉が「◯子!」と声をかけてきたと同時にそいつは消えた。
季節は春~夏頃、時間は20時前後だったと思う。

いまだにあれはなんだったんだろう・・・?と時々思い出します。

『宇宙人グレイ』でググルと出てくるやつに近いといえば近い。
誰か同じような経験してる方、いらっしゃいませんか?

白かったけど。
白いのもいるとか?

動画やブログ色々見てみたらなんだか混乱してきそうで、途中でやめた。
温度差も感じるし。
あまり考えると“頭がおかしくなったのか?”と不安になる。

家族に科学者がいるので、「宇宙に生命体っていると思う?例えば宇宙人と呼ばれてるような存在が宇宙にいて地球にも来たりしてると思う?」などと訊いてみたら、「いるかもね。存在しないということを断定できる材料がないからね」と。

ちなみに当時中学生だった従姉にはまったく見えてないみたいだった。

「どうしたの?」と訊かれ、「なんか白いのがいた!!」と答えると、お岩さんみたいなのを連想したらしく、「おばけは“いる”と思ったら出てくるの!“恐い”って思ったら出てくるけど、ホントはいないんだよ!」と笑い飛ばされ、「恐くないけどいたのに・・・」となったあの夜。