幼稚園の頃、集合住宅の2Fに住んでいました。

玄関のドアを開けると、1Fに通じるちょっと長めの階段がありました。
段数は、15段以上あったと思います。

1人で階段の近くで遊んでいた時、上2段目のところから後ろ向きに落ちてしまいました。

ところが、落ちたと思った次の瞬間、向きは同じまま、下から2段目の所に立っていました。
ケガも何もありませんでした・・・。

小さかったこともあり、不思議に思わず、階段を上って部屋に帰りました。
親には怒られると思ったので、話しませんでした。

もう一つ、小学校低学年の頃、掃除当番を数人でしていたとき、自分の頭目がけて、無言でちりとりを投げ付けてきた子がいました。
鉄製で角があったので、当たれば血が出たと思います。

実際は、ちりとりが向かってきた瞬間、そうとは知らずに頭を下げたそうで、当たらなくて済んだのですが、他の子に当たってしまい、大騒ぎになりました。

ちりとりを投げた子から、後で直接言われたのが「おまえが急に頭を下げて、よけたのが悪い!あそこで下げると思わなかった!」と、私が悪いと言われました。

当時の私は、逆切れされてもよく分かりませんでしたが、もう少し成長していたなら、ただじゃおかなかったと思います。

その子は、気が付いてよけたわけじゃないことを分かっていたせいか、自分に対して、同じような悪ふざけは二度としてきませんでした。

そんな風に助かったのは小学校まで・・・。

大きくなるにつれ、心が薄汚れていったせいなのか、助からないことのほうが多いです。