あれは雨の強い日だった。
当時仕事がカラオケで日中は一人で仕事だ。
今日は誰も客がいない。
閑散とした店内に一人だけなので、仕方なくフロントでテレビを見てた。
ガチャと自動ドアが開いて雨音がした。
「いらっしゃいませ」
女性が一人。
フロントの手続きをしながら女性の顔を見ると白いと言うより真っ青だ。
部屋に案内した。
まだ他に客はいない。
しばらくすると内線電話がなった。
当時仕事がカラオケで日中は一人で仕事だ。
今日は誰も客がいない。
閑散とした店内に一人だけなので、仕方なくフロントでテレビを見てた。
ガチャと自動ドアが開いて雨音がした。
「いらっしゃいませ」
女性が一人。
フロントの手続きをしながら女性の顔を見ると白いと言うより真っ青だ。
部屋に案内した。
まだ他に客はいない。
しばらくすると内線電話がなった。
私「はいフロントです」
女性客「中森明菜の00が歌いたいんだけど」
ソングブックで探したが無かった。
私「すいませんお客様その曲はございません。申し訳ございません」
女性客「えーなんで、どうして!探して!探して!もっと探してよ」
私「じゃぁですね、本社にリクエストを掛けて・・・」
女性客「助けてください、助けてください、助けてください、助けてください、助けてください」
私「そう言われても」
女性客「助けてください、それを歌わないとわたしと死んじゃうんです!!!アーーーギャーー」
電話はブチと切れだ。
店内には他に客は無い。
雨音・・・。
しばらくすると女性が出てきた。
来た時と同じ無表情で何事も無かったかのように。
普通な人のように精算を終えて帰っていった。
女性客「中森明菜の00が歌いたいんだけど」
ソングブックで探したが無かった。
私「すいませんお客様その曲はございません。申し訳ございません」
女性客「えーなんで、どうして!探して!探して!もっと探してよ」
私「じゃぁですね、本社にリクエストを掛けて・・・」
女性客「助けてください、助けてください、助けてください、助けてください、助けてください」
私「そう言われても」
女性客「助けてください、それを歌わないとわたしと死んじゃうんです!!!アーーーギャーー」
電話はブチと切れだ。
店内には他に客は無い。
雨音・・・。
しばらくすると女性が出てきた。
来た時と同じ無表情で何事も無かったかのように。
普通な人のように精算を終えて帰っていった。
コメント