洒落にならないほど怖いかは分からないけど、私の生まれた地元で鬼占いっていうおまじない?があった。

5時くらいの西日が差す時間になると、すれ違った人の顔が1回だけ化け物に見えて、それが白い顔に黒目の白鬼だったら何もないけど、茶色い顔に黒い目の茶鬼だったら外にいると悪いことが起きる。
だから6時の「ゆうやけこやけ」が鳴る前に家に帰らなきゃいけない。

あ、「ゆうやけこやけ」っていうのは防災用のスピーカーが壊れてないかテストするために夕方に音楽を流すあれ。
この習慣は今でも都内含めてある所も多いと思う。

子供の頃、何度も人の顔がはっきりと化け物になるのを見てたから、それが当たり前だと思ってたし、光の屈折で起きる目の錯覚って凄いwくらいにしか思ってなかったけど、よくよく考えるとあれは何だったんだろう。

ちなみに実は小五の時に母と父が離婚して、私は父について行った時に引っ越したから、小六以降はその村に住んでない。

離婚までは家で母とトラブルが絶えなかった。
今思うと、「死ね」「お前が死ね」「お前なんて産まなきゃよかった」「こっちだってお前から産まれたくなかった」とか、小学生と母親の喧嘩とは思えないほど汚い言葉でお互い罵り合ってたw

そのストレスでこういう記憶が出来たのかとかも考えたけど、小学校の朝礼で鬼占いの話が出たり、友達と昨日見た鬼何色だった?とか普通に話してた記憶がいくつもあるんだよね。

それまで捏造だったらそれはそれで怖いわw