高校時代のある日、チャリで帰ってた時の話。
部活後で辺りはもう真っ暗だった。
その道中の坂道の途中に電話BOXがあったんだが、なんでもそこは以前殺人だか自殺だかあったらしく、長いことあの警察のKEEPOUTとか書いてある黄色い
テープでグルグル巻きにされてて使用不可能にされてたんだけど、その日、それが外されてて使用出来るようになってた。
部活後で辺りはもう真っ暗だった。
その道中の坂道の途中に電話BOXがあったんだが、なんでもそこは以前殺人だか自殺だかあったらしく、長いことあの警察のKEEPOUTとか書いてある黄色い
テープでグルグル巻きにされてて使用不可能にされてたんだけど、その日、それが外されてて使用出来るようになってた。
それも、若い女の人が電話してたから気付いたんだが、俺は「携帯使えよ、よくこんないわく付きの電話BOXで電話なんか出来るわ」とか思ってた。
なんの気なしにチャリ押してたんだが、通り過ぎる瞬間女の狂気に満ちた視線を感じた、気がした。
「えっ?」と思って振り返ると電話BOXには誰もいなかった。
「ウソ?一瞬前までいただろ?」と思った瞬間、俺の携帯が鳴り始めた。
よく見ると、電話BOXの受話器があがってた。
なんの気なしにチャリ押してたんだが、通り過ぎる瞬間女の狂気に満ちた視線を感じた、気がした。
「えっ?」と思って振り返ると電話BOXには誰もいなかった。
「ウソ?一瞬前までいただろ?」と思った瞬間、俺の携帯が鳴り始めた。
よく見ると、電話BOXの受話器があがってた。
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