幽霊では無いけどかなり恐怖な話。

俺は中学生でよく友達と遊んでいる。
それである日、駄菓子屋で菓子を買おうとなった。

みんな(4人)で駄菓子を選んで買って、店の前で食べていた。

真ん前に公園があり、そこで一人の薄汚い髪の長い女がブランコに乗っていた。
そこの公園は団地の間にある公園だった。

友達と俺はキモイとか小さい声で話し合っていた。
どうやらその会話が耳に入ったらしく、物凄い形相でこちらを睨み、団地の中に、入っていった。

夕暮れ友達と別れることになり、俺は薄暗い夕暮れの長ーい道を自転車で走っていった。

正直言うと、あの女のことが頭から離れない。
イソイソと走っていると「ギャーーー」と道を響くような声で誰かが後ろから来る。

この世の物とは思えない恐怖とビックリが俺襲い、自転車のこぐスピードを速めた。

後ろを見ると案の定、あの女だった。
なんとか逃げきろうとした。

家に入ろうとしてドアを開けてる間に捕まってしまうと思い、関係ない道をどんどん進む。

女は俺を見失ったみたいで、俺は元の道をイソイソと戻り家の中にすぐに入った。

俺の家族は二世帯で一階ばあちゃんじいちゃんが住んでおり、二階には父、母、姉と俺の四人暮らしだ。

バタン!

ドアを強く閉めたのでばあちゃんがビックリして玄関にきて「どうしたの?」と俺に尋ねた。
俺は変な奴に追いかけらた、と説明していた時に「ドンドン!!」とドアを強く叩く音がする。
覗き穴を見たら、女が包丁を持って「フーフー」言って立っている。
すぐに警察に連絡。
女は補導されて行った。

あとで調べるとその女は学校で包丁投げ女として有名な女だった。
さらに子猫を虐待したり、公園で遊んでいる子供を頭ごなしに怒鳴りつけたと言う。

その後脅迫罪、殺人未遂、暴行罪などで捕まったらしい。
その後まだ刑務所から出てきてあの団地にいるだってさ・・・・・・。