俺は幼少の頃、テレビの裏側はテレビの中に繋がっていると信じていた思ってた時期があった。
その時もなんとなくテレビの裏側に行っていたのね。
で、なんとなくテレビの裏のフスマを開けた。
当時住んでいた家にはテレビの裏にフスマがあった。このフスマは祖母の部屋に入るためのものだけど、片側がタンスで塞がっていたので、塞がっている側にテレビを置いていた。
すると、フスマの向こうは祖母の部屋ではなく、なぜかスタジオみたいな場所に繋がっていた。
テレビの裏側はテレビの中に繋がっていると信じていた俺は嬉々としてそのスタジオに入り込んでいった。
でも、何か怪しい。
その時もなんとなくテレビの裏側に行っていたのね。
で、なんとなくテレビの裏のフスマを開けた。
当時住んでいた家にはテレビの裏にフスマがあった。このフスマは祖母の部屋に入るためのものだけど、片側がタンスで塞がっていたので、塞がっている側にテレビを置いていた。
すると、フスマの向こうは祖母の部屋ではなく、なぜかスタジオみたいな場所に繋がっていた。
テレビの裏側はテレビの中に繋がっていると信じていた俺は嬉々としてそのスタジオに入り込んでいった。
でも、何か怪しい。
そのスタジオは当時某放送局で放映されていたものに酷似していたけど、その奥はセットの階段からなぜか近所の上空(!)に繋がっていたのね。
高度もかなり高く、道路を走っている車が米粒よりも小さく見えたくらい。
嬉しくてどんどん奥に入り込んでいった俺だけど、さすがにその階段近くにくると上空から外を見下ろす恐怖感もあって足取りも慎重になっていた。
しかしあろうことか、その階段で足を滑らせて、外に落ちそうになった。
あの時はマジでもう帰れない、死ぬかと思った。
でも、なんとか階段にしがみ付くことが出来て、階段をよじ登り一目散に「家」に逃げ帰ったね。
帰った後はなぜかこのことは家族その他の人間に話す気になれなかった。
まあ、恐い経験をしたから、というのもあったのだろうけど・・・。
その後もしばらくテレビの裏側を覗くことはあったけど、同じことは二度と起こらなかった。
ちなみにその家は、今は親戚が住んでいる。
そしてTVはさすがにもうボロだけど今も健在。
高度もかなり高く、道路を走っている車が米粒よりも小さく見えたくらい。
嬉しくてどんどん奥に入り込んでいった俺だけど、さすがにその階段近くにくると上空から外を見下ろす恐怖感もあって足取りも慎重になっていた。
しかしあろうことか、その階段で足を滑らせて、外に落ちそうになった。
あの時はマジでもう帰れない、死ぬかと思った。
でも、なんとか階段にしがみ付くことが出来て、階段をよじ登り一目散に「家」に逃げ帰ったね。
帰った後はなぜかこのことは家族その他の人間に話す気になれなかった。
まあ、恐い経験をしたから、というのもあったのだろうけど・・・。
その後もしばらくテレビの裏側を覗くことはあったけど、同じことは二度と起こらなかった。
ちなみにその家は、今は親戚が住んでいる。
そしてTVはさすがにもうボロだけど今も健在。
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