今みたいにデジカメが主流じゃなかったころ。(7年くらい前?)
釣行時にいつも「写るんです」っていう使い捨てカメラ(24枚撮り)を持って行ってた。

釣れた時にだけ写真を撮るっていうルールで20枚まできて残り4枚になってから、なかなか釣れない。
下手糞3人組なせいもある。

残り4枚のまま今シーズン終了は嫌だったので、風景でも撮って現像に出そうぜって提案をした。

1人は渋ってたが納得させた。
そのまま琵琶湖とか山を写せば良かったのかなと今思うと少し後悔。

結局車に乗りながら適当に撮るという話になったんだけど、海津はトンネルが多いので、もしかしたら心霊写真が撮れるかもって話になって、某有名トンネルの入り口付近で1枚、トンネル走行中に2枚、出口の明かりが見えたところで出口に向かって1枚。
24枚使い切り。

数日後、現像に出した連れから連絡があった。
20枚はさわやかな(?)釣り上げ決めポーズが並んでたけど、最後の4枚が4枚とも大変なことになってた。

それは心霊写真とかいうレベルではなくて、何がなんだか分からない写真が写ってた。

段々畑の写真。
縁側と繋がれた犬の写真。
庭の土に鋤が刺さってる写真。
ほっかむりをしたおばさんがこっち見てる写真。

写真屋のミスと思ったんだけど、ネガを見たらバス釣り写真の後に間違いなく写りこんでた。

いっそのこと心霊写真の方が良かった。
犬とおばさんの顔が物凄く怖い。