10年くらい前。
大学でやってた部活動の関係で、各県のお寺を回りながらそこで子供たちを寺に集めてもらい、紙芝居を行ったりしてた。
ある時住職のご厚意で、和歌山県の観光に連れて行ってもらえることになり、俺含め部員は、一週間以上各地の人様のお寺(ほぼ墓地)に泊まってたこともあり、ストレスも溜まってた。
ありがたくそのご厚意に与らせてもらっって観光をすることに。
温泉いったり神社見たりとただリラックスして観光をしてたのだが、ある場所(蛇沼?10年前なので記憶に自信がない)に来たとき直感的に何かすごい嫌な予感がした。
大学でやってた部活動の関係で、各県のお寺を回りながらそこで子供たちを寺に集めてもらい、紙芝居を行ったりしてた。
ある時住職のご厚意で、和歌山県の観光に連れて行ってもらえることになり、俺含め部員は、一週間以上各地の人様のお寺(ほぼ墓地)に泊まってたこともあり、ストレスも溜まってた。
ありがたくそのご厚意に与らせてもらっって観光をすることに。
温泉いったり神社見たりとただリラックスして観光をしてたのだが、ある場所(蛇沼?10年前なので記憶に自信がない)に来たとき直感的に何かすごい嫌な予感がした。
表現すると難しいのだが、その沼の名前を聞いた時点で嫌な雰囲気というか悪い言霊のようなものを感じた。
だけど俺の母は霊感が非常に強いのだが、俺はほとんどそういった霊とは無縁の生活を送っていたので、なんとなく嫌な予感がしただけで、その時は特に気にすることもなく終わった。
問題は住職とお別れして地元に帰ってきてから起こった。
帰ってきて2日目の朝、うちの母が俺が座る椅子の異常に気付いた。
なにか赤い点のようなものがあるのだ。
母親に「それなに?」と聞かれたが普段の俺の性格から察するに夜中食べたジャムか何かを食べてつけたんだろう。(そんな記憶はないが面倒臭いのでそう答えた)
母親も俺の性格を知っているので「まあそうなんだろう」と納得した様子だった。
ただなぜ椅子の背中についているのかだけは不思議そうにしていた。
しかし、翌日俺は夏休みだったのに血相抱えた母親に起こされ椅子についてたものがジャムでなかったことを理解した。
母親に起こされ見た椅子には明らかに昨日より多い点が、しかも大きくっていた。
そして形も見覚えのある形乾いた後の血の付き方だった。
上でも書いたが、母親は霊感が強くかなり焦っていたが、俺はこれでも信じることができなかった。
というか怖くて信じたくなかった。
「もう一日待とう待って何かあったら手を打とう」と母親と話し、その日を終えた。
その夜日朝起きてみると椅子には点がついておらず、俺は「やっぱり何かの間違えだろう」と思い、起きてきた母親に「今日は何もないやっぱ勘違いだったよ」と話したが、母親の顔は晴れないどころか真っ青なままだった。
どうしたの?と問う俺に母親は震え声で言った。
「それなに?」
母親が指さした俺の汗だらけのTシャツには、はっきりと蛇の模様が浮かんでいた。
母親は知り合いの霊能力者にすぐに電話を入れ解決策を聞いたが、その方法はひどくシンプルで、椅子と俺に塩をかけとけというものだった。
その日の夜は怖くて眠れなくなったが、その日以降そういった現象は一切おきなくなった。
今でも俺は、自分には霊感がないと思っているが、あの日蛇沼で感じた嫌な予感寺の住職と別れたとたん起きた怪奇現象。
俺に起きたことなのに、俺が発見できずに霊感が強い母親が発見した怪奇現象
それらが偶然だとはいまだに思えない。
だけど俺の母は霊感が非常に強いのだが、俺はほとんどそういった霊とは無縁の生活を送っていたので、なんとなく嫌な予感がしただけで、その時は特に気にすることもなく終わった。
問題は住職とお別れして地元に帰ってきてから起こった。
帰ってきて2日目の朝、うちの母が俺が座る椅子の異常に気付いた。
なにか赤い点のようなものがあるのだ。
母親に「それなに?」と聞かれたが普段の俺の性格から察するに夜中食べたジャムか何かを食べてつけたんだろう。(そんな記憶はないが面倒臭いのでそう答えた)
母親も俺の性格を知っているので「まあそうなんだろう」と納得した様子だった。
ただなぜ椅子の背中についているのかだけは不思議そうにしていた。
しかし、翌日俺は夏休みだったのに血相抱えた母親に起こされ椅子についてたものがジャムでなかったことを理解した。
母親に起こされ見た椅子には明らかに昨日より多い点が、しかも大きくっていた。
そして形も見覚えのある形乾いた後の血の付き方だった。
上でも書いたが、母親は霊感が強くかなり焦っていたが、俺はこれでも信じることができなかった。
というか怖くて信じたくなかった。
「もう一日待とう待って何かあったら手を打とう」と母親と話し、その日を終えた。
その夜日朝起きてみると椅子には点がついておらず、俺は「やっぱり何かの間違えだろう」と思い、起きてきた母親に「今日は何もないやっぱ勘違いだったよ」と話したが、母親の顔は晴れないどころか真っ青なままだった。
どうしたの?と問う俺に母親は震え声で言った。
「それなに?」
母親が指さした俺の汗だらけのTシャツには、はっきりと蛇の模様が浮かんでいた。
母親は知り合いの霊能力者にすぐに電話を入れ解決策を聞いたが、その方法はひどくシンプルで、椅子と俺に塩をかけとけというものだった。
その日の夜は怖くて眠れなくなったが、その日以降そういった現象は一切おきなくなった。
今でも俺は、自分には霊感がないと思っているが、あの日蛇沼で感じた嫌な予感寺の住職と別れたとたん起きた怪奇現象。
俺に起きたことなのに、俺が発見できずに霊感が強い母親が発見した怪奇現象
それらが偶然だとはいまだに思えない。
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