何年か前の話です。

買い物を済ませて、ゲーセンにでも行ってみるかと思い、普段は入ったことのないゲーセンに入りました。
このゲーセンは昔からあったのですが、繁華街から少し離れてたので今まで入ったことはなかったのです。

やはり、繁華街から離れてるだけあってお客も少なく、ゲームも少し前の物しか置いてません。
なんだ、これならいつものところがいいので、用をたしてこのゲーセンから出ようと思い、トイレに入りました。

すると、手を洗うところの鏡の前に「カミソリ」と「紙」、そして紙の上には「血」が。

???

私は、こういうものを見ると気になるので、とりあえずカミソリをどけ、紙を
ひろげてみました。
中にはなにやら字が書いてあったからです。

何が書いてあるのだろう。

読んで見ると、どうやら「呪い」の儀式の手順のような文が並んでました。
そして、最後の文に「あなたの唇をカミソリで切り、この紙の魔方陣の上に血を垂らしてください」と書かれてたので、あ、これをしたんだと理解。

怖いとかは思わなかったけど、何か気持ち悪かったです。
今冷静に考えると、その人は何故こんなところで儀式をしたのかよく分からない。