肩こりに悩む同僚の話を投稿した者です。 前回の話を読んでもらえるとわかると思いますが、これはあの見える友人から聞いた不思議な話。 佐藤さん騒動の後、事の説明と御礼も兼ねて友人を呑みに誘ったんです。 ...
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タグ:長編
【怨念・呪い】憑きやすい体質[前編]
怨念・呪い
私の同僚に起こった不思議な話。 私の同僚の名前は仮に佐藤さんとしておきます。 佐藤さんはよく働く忠実な人で会社での信頼もある40過ぎのおじさんです。 ...
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【不思議体験】師匠と僕と写真屋[後編]
不思議体験
僕は師匠に続いて部屋の外へ出た。 そしてボロ軽四の助手席に滑り込む。 外は暗かった。 月明かりが雲に半分遮られている。 車を発進させながら、師匠は言った。 師匠「感じたのか」 僕「はい」 師匠「これは霊感じゃないぞ」 霊感じゃない? そう言われ ...
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【不思議体験】師匠と僕と写真屋[前編]
不思議体験
僕はオカルト道の師匠から頼まれて、現像された写真を受け取りに行った。 店舗にではない。 普通のマンションの一室にだ。 表札もないその部屋のドアをノックすると、しばらくして中から返答があった。 「なんだ」 わずかに開いたドアの隙間からチェーン越しに、 ...
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【心霊・幽霊】見える両親を親に持つ[後編]
心霊・幽霊
そうこうしているうちに、バイト先から電話がきた。 事情も説明しなきゃならないし、と電話に出て、ひたすら謝り倒す。 「今日はもう無理です、行けません」と言い続けたときに、電話先の先輩が「◯◯(私)?◯◯以外の女の人の声で聞こえないよ!どうしたの!!!」と ...
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【心霊・幽霊】見える両親を親に持つ[前編]
心霊・幽霊
私の父は北海道の神社をしていた家系でハッキリと見える人。 母は感が鋭く、誰かが入院したなど聞くと「◯月△日、◎時頃に亡くなる」と言い、実際、何回も当たったことがある。 ちなみに、母も見える人。 私は両親の血を継いだのか、見えるし感は鋭いし、小さい頃か ...
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【日常に潜む恐怖】うさぎの惨殺[後編]
日常に潜む恐怖
そんな推理を立て私たちはウサギを埋め終わり、まだ、生き残りがグランドに隣接する山にいるかもしれない・・・とのことで山を散策することになった。 山に入ってすぐ私たちは3匹のウサギを見つけることができた。 ・1匹目は埋めてあげたウサギのような状態 ・2匹 ...
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【日常に潜む恐怖】うさぎの惨殺[前編]
日常に潜む恐怖
あれは私が小学校4年生くらいの頃だった。 私が通っていた小学校は全校生徒40人弱と過疎化が進んでいる田舎の学校で、とにかく周りは山や段々畑ばかりでコンビニなんて学校から10キロ先にしか無いような所だった。 そんな学校なんで当然動物何かも沢山出る。 狐や ...
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【心霊・幽霊】霊感メンヘラ[後編]
心霊・幽霊
俺はずっと苦笑いしてたんだけど、まゆみの表情見ると真っ青になって真顔で奈津子を見つめてた。 この瞬間、(あ、これマジなパターンだ。アカンやつや・・・)と思った。 とりあえずここから出ないと! 俺は引っ張られてる左手でそのまま奈津子の右腕を掴んで無理矢 ...
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【心霊・幽霊】霊感メンヘラ[前編]
心霊・幽霊
当時学生で免許取って3、4ヶ月くらい。 車を使った遊び(軽い遠出)を覚えて楽しくてしかたなかった。 そして当時仲の良いグループのうち、俺の車に乗って男女四人で遠出しようってことになった。 簡単にメンバー紹介。 俺 武史 まゆみ 奈津子(霊感メンヘラ) ...
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【怨念・呪い】鳴く人形[後編]
怨念・呪い
俺は止めた。 こんな気味の悪い人形はさっさと捨てるべきだと思っていた。 住職の甥もあまり譲ることに乗り気でない様子だった。 しかし、タカシは頑として譲らなかった。 結局タカシはその人形を持って帰ってしまった。 俺「あの人形てなんなの?」 タカシが帰 ...
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【怨念・呪い】鳴く人形[前編]
怨念・呪い
俺が小学生の時の話。 家の近所にお寺があってよく遊びに行っていた。 そこには70歳くらいの住職がいて、境内やら敷地やらに入っても、怒らず自由に遊ばせてくれた。 たまにお菓子なんかも出してくれて、俺は近所に住むタカシと放課後はよくそこで過ごしていた。 ...
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【日常に潜む恐怖】宮◯勤死刑囚に遭遇していた私[後編]
日常に潜む恐怖
私「そこは遠いよ」 お兄さん「車に乗っていけばいい」 私「知らない人の車に乗っちゃいけないって言われてるから」 お兄さん「もう知らない人じゃないでしょ」 私「でも・・・5時になったら帰ってきなさいって言われてるから」 私の抵抗に比して、幼なじみ ...
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【日常に潜む恐怖】宮◯勤死刑囚に遭遇していた私[前編]
日常に潜む恐怖
幼少時、私は宮◯勤死刑囚に遭遇している。 これまでこのことについて他人に話したことはほとんどなかったけれど、死刑執行された今後、もう話題に上ることもないだろうと思うとふいに記憶が惜しくなった。 21年前、小学2年生の時だ。 幼なじみと近くの林で遊んで ...
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【怨念・呪い】モリモリさま[後編]
怨念・呪い
俺はモリモリさまに目をつけられたらしい。 モリモリとは、森守りと書く。 モリモリさまはその名の通り、その集落一帯の森の守り神でモリモリさまのおかげで山の恵みにはことかかず、山肌にへばりつくこの集落にも大きな災害は起こらずに済んでいる。 ただしその分よく ...
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